パソコン事情に対してです。
まず、昨今のWindows11へのアップデートも含めて、ハードディスクの「バックアップ」に加えて、「クローン」という方法にも、それなりの知名度が出てきました。
というか、HDDの引っ越し(容量アップ)、SSDへの移行に伴う作業としての方が解りやすいか。そう言ったタイトルでのソフトがそれなりに出回り始めて。
さて、クローンの利点は、「そっくり同じもの」になる事です。
バックアップは、あくまでも必要なソフトだけを保存しておく方法として、まあ、大雑把に区分けすれば解りやすい。
つまり、現在のCドライブのクローンを作っておくことで、このクローンディスクを起動ディスクとした場合、Windowsの再インストールやら自分用のカスタム設定やらをやり直さずに復活するという利点。
モチロン、クローンディスクを作成時点での状態には戻るので、その後のWindowsUPDATEやらをやっていたのなら、これはもう一度やる必要がある。
本当に解りやすい説明をするならば、「ゲームのセーブポイント」にWindowsの状態を戻せるということです。
そんなわけで、「クローン」と「バックアップ」の意味を分けるこの記事で、「クローンディスク」を外付けのドライブで作っておくと、これが保険としてのバックアップになる。
ハードディスクの引っ越しなどの説明で、本来は内蔵しているハードディスクを、まずはUSB外付けディスクとして繋いだ状態でクローンを作成する。こうすることで、「(内蔵)ハードティスクを交換」するだけでいい訳です。
ところがどっこい、実はこの時点で気がつけば、この覚え書きは必要ないw
印象説明になるので、ちょっと注意。
[外付けSSD]。外付けハードディスクでもいいです。
コイツを[クローンディスク]としてしまいましょう。
保険の保存と復元に、気がついた人には「交換」という印象に捕らわれた人が発想できない落とし穴がある。
[外付け]は、内蔵型をなんとかUSB接続に準備する・・・必要は無いのです。
そのまんま、外付けのドライブをクローンディスクとしても、そのディスクはすでにCドライブと同じものになっている。
つまり。
USBドライブから起動できるパソコンならば、さて。どうなるでしょう。
だから、SSDが理想ですw
BIOSの設定が必要かな。あえてその方法は書きません。
しかし、この設定で、USBドライブを起動(1stBoot)とすることが出来るパソコンならば。
うん、解りやすく書きましょう。
私の個人で使っているデスクトップパソコンのCドライブクローンを、外付けSSDで作成します。
これを、会社貸与のパソコンにつなげて、USBドライブからの起動とすれば。
・・・あら不思議、家で使っているパソコンと同じ画面で起動するじゃあーりませんかw
いや、だって、家で使っているハードディスクと同じ「構成」のSSDから起動しているのだから、当然です。
この場合、会社パソコンの本来のCドライブは、Dやそれ以降の「追加ドライブ」として認識されています。
そのため、あくまでも解りやすい表現で言えば、パソコン本体に寄生するタイプのウイルス等の影響は受けますので、本来のハードディスクからの起動に戻しても・・・なのでご注意あれ。
さて、会社のパソコンが、家で使っているパソコンと全く同じになりました。
厳密には、いじくるとキケンな本来のドライブがあるなどの厳密な家のパソコンとは異なります。
この異なる部分で、まあ、あからさまなのはディスプレイアダプタ。つまり、モニタが変わる事で明確な変化がある。
そう、デバイスが変わるため、認識されずに動作しないモノが発生する可能性は忘れてはいけない。
大抵は、勝手にドライバを探しに行って、汎用ドライバすらも無ければ使えないという流れ。
まあ、ネットワークアダプタやら操作に致命的に止まる機器も大丈夫といえても、絶対にとは言い切れないので。
さて、起動しているWindowsが家で使っているそれと同じならば。
そこには、クローンディスクを作成したソフトも当然、クローニングされています。
つまり、危険な言い方をすれば、本来の会社貸与のパソコンドライブに、クローンディスクの内容をクローニングすると・・・やばいことになります。
起動ドライブが「クローンディスク」と同じになる、つまり、私のパソコンのCドライブを、完全に復元してしまったということですねw
なので、外パソコンでの使用は、あくまでも外付けSSDからの起動を前提に、セカンドPCを使っている感覚で使うのが丁度いいかと。
だって、すでに起動しているのだから、わざわざ他のパソコンに復元して使う必要なんてないのですから。
むしろ、状況に合わせて使い分ける事が出来る環境を喜んだ方がお得感満載です♪(まてこらw)
外付けSSDを繋がずに起動すれば、本来のパソコンとして起動するのですからw
その意味で、追加ドライブとなっているソコを、さらにクローニングすると・・・ね、はい、パクれてもしまうからヤバイのです。まじで。
本来なら、復元という印象だけで、内蔵ハードディスクが物理的な故障で無ければ、ハードディスクを交換しなくても、外付けクローンからの起動で内蔵ハードディスクにクローンを再作成する復元の方法もあるけどね、「モノは考えようで、こんな風にパクる方法もあるよ♪」という追加発想が出来るか出来ないかの危機管理能力の隙を突いたやり方もある。というダケ。
セカンドという使い方を想定してのクローニングに対して、ちゃんと二つとも使える方法を連想出来ないなら、大人しく2万円からの「ミニPC」ってヤツ(モバイルとも異なります)を買って使った方が、トラブル時の対応はラクなはずですw
裏技としては、『起動ディスクを持ち歩く』ことで、家のパソコン環境で使えてしまうぞということなのですけど。
だからこそ、この外付けドライブの「置き忘れ」にはご注意あれ。
外出先で紛失したソレは、家のパソコンをパクられた事と同じになります。だって、その環境で起動できるのだから。
まあ、ある意味、その為のBitLockerだったり、TPMだったりもするのです。
Windows11が動作に求めてくるスペックは、こういった部分のセキュリティ改善に必要なスペックも含まれる。
もちろん、データ用のUSBフラッシュメモリなどに施すといった使い方が一般的な発想で、その応用的に。
ただ、起動ドライブがこれに引っかかって暗号化が解除されないと・・・という事態も、どうしておくべきだったかをお勉強した上でどうぞ。
BitLockerを事前に無効化しておくとか、不思議な操作に疑問を持つ人には、まず解錠など出来もしないでしょうが、つまり、「セキュリティーホール」って、こういった気がつかない、本当に単純な穴を通るモノが多いのですよ。まじで。というわけで、使うかどうかは私の責任では無いw
o(__)ノ彡_☆バンバン!!
ちなみに。
マザーボードの情報とか、デバイス情報が変わる事で、Windowsのライセンス認証が通らないじゃんw
とお気づきならば、惜しい。
正確な事ではないと私自身の予防線は張っておきますw
Microsoftアカウントによるデジタルライセンス(入力するプロダクトIDに変わる認証)を通すと・・・あっ。ヤツラ(謎)が来るのでこの辺で(爆笑)