ウソのような話なので、まあ、覚え書き。
大きな地震がありました。この「直前」に感じた事が、今にして思えばと感じる事。
実家の方では、常にノラ猫が一匹棲み着く。これも、相当古い記事からちらほらと書いていることなので、まあ、現在は黒いキジトラの黒助クン。
いわゆる交代制(マテ)に、常に一匹が棲むので、黒助の前にも数代のネコが居たわけです。
そして、これまた、いわゆる「視える」人に言わせると、私には一匹のネコが憑いているらしい。
しかも、視える人の一人では無く、共通して、茶色の小さな茶トラ。小柄な体格だけで、寿命を全うしているネコ・・・うん、思い当たるヤツがいるのですw
前提はこのくらいにしておいて、察しのいいヒトなら解っているでしょう。
そう、地震の直後に感じた「感覚」に、この茶トラのほうのネコを感じたのです。
現在は、実家から徒歩10分圏内の場所に私自身の生活拠点が在るのですが、まあ、黒助も、首輪(飼い主表記)を付けた放し飼いなので、タマーに遊びに来る。
面白いのは、ベランダにやって来て、ノックよろしく窓に頭突きをして来訪アピールをするという一芸を持っている(だからマテw)
そんなわけで、ネコが遊びにやってく着るという環境自体が日常にあったなかで。
「・・・・・・ネコ?」
鳴き声が、はっきりと聞こえる。
そう、クロ助なら、ガラス戸に頭をゴンゴン打ってノックしているハズなので、黒助が来たわけじゃない。
ノラネコが近所にいるのは、いわば実家で交代を起こすことにも、数匹は居ることは知っているので、まあ、コイツらかな~と思って・・・・いや、違う。
『はっきり』と聞こえすぎる。
屋外の離れたトコロで鳴いているのでは無く、なんというか、身近すぎる。
そのくせ、どっちの方でと言った、鳴いている方向が解らない。
「え、なに?」
しかも、何か呼ばれているような感覚まであるから不思議で、一番解らないのは、側にいるカレに、このネコの鳴き声が聞こえていないらしい。
気のせいと言うには、まだ聞こえ続けていて、空耳と割り切るには・・・いや、ぜってー、鳴いてるって!
妙に気になるのは、その鳴き方。
呼ばれているように感じていたそれが、しばらくして、忘れていた記憶とぶれる。
「ハナコさんか?」
コレが、私に憑いていると言われている、ネコ。
はっきりとは確認が取れては居ませんが、小柄に茶トラで、あまつさえ、私の肩に乗った(いわゆるネコマフラー姿勢という、お腹を首にひっかけでぶら下がるような格好)状態で逝ったネコ。
同じく元ノラのハナコさんは、外に散歩に行くにも、家の誰かと一緒に行く。つまり、誘うネコでして、その時の鳴き声が、今聞こえる。
ただ似ていただけかもしれないけど、ハナコを思い出させた事は間違いない。
ハナコと気付いた瞬間、なんとなく、玄関に行く。なんか、ドアの向こうに座っていそうな感覚があって。
で、ドアを開けた瞬間に地震が来たのだから、これはびっくりだ。
2回目が大きな揺れとなった一回目。
なので、地震と気付きつつも、ドアの向こうを見る余裕ぐらいはあって、やっぱり居ない。
鳴き声も聞こえなくなっていて、部屋に戻ろうとしたときに、「ドン」と2回目の揺れ。
揺れにそれどころでは無くなった事もあって、だからこそ、今考えると、なんでしょう、これ。
護られてるのかなー?なんて、ちょっとだけ思いたくもなる不思議な出来事。