どちらが良い、どちらが悪いではなく、どちらも大事というお話 | パンダすみこのアラフォー知識ゼロから始めるお金の勉強のはなし★

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タレ目のパンダ。元派遣会社コーディネーター、現在は派遣で事務のお仕事をしながら収入の柱を増やすべく勉強中!嬉しい楽しい幸せをシェア✨ヒトとヒト、ヒトとモノ・コトを繋ぐ。人生楽しむ人を増やしたい✨

会社で、とある研修を受けてきました。

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「場活堂」の場活師 泉一也氏による研修

■ビジョンシップ・プログラム
~パワーマネジメントから共感と共鳴によるマネジメントへ~

場活堂についてはこちら


この研修の目的は

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これが非常に面白く、目からウロコ落ちまくり。

人の意識のうち90%は潜在意識であるということ。その潜在意識は、過去のショック体験をきっかけに見えないフタをされているということ。

日本には昔から「気」という考えが根強くあり、空気を読む、気をくばる、など、「気」というものが私たちに非常に大きな影響力を与えているということ。気は周りに知らんうちに伝わっているということ。

ゴールデンサークル理論のブルーオーシャンとレッドオーシャンについて。WHYを語り共感共鳴を得ることで、一人一人が自発的に意見を出せる強い組織ができること。逆に、WHAT→HOWと進むとすぐ真似をされて組織は潰れるということ。

などなど。

その中に、陰陽の話がありこれがすごく面白かった。

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上は、良く見る太極図。
この太極図、黒い部分が陰、白い部分が陽。黒の中の白丸は「陰中の陽」。白の中の黒丸は「陽中の陰」。

陰とは、不快、否定(抑圧)
陽とは、快

陰と陽がぐるぐる回ってあらゆる物事は構成されているという、東洋に昔からある考え方です。

で、ぐるぐる回っているということは

陽極まれば陰となす
陰極まれば陽となす

陰も陽も必要で、どちらが悪いのではない。不快な気持ちや、イライラ、怒りなどは悪いものとされがちですが、陰を大切にしてあげると、陽転(陰中の陽)といって、今度は陽になるのだそうです。

そのいい例が発酵食品。

物が腐る時に

→(腐るという陰を否定して)ダメな腐り方をすると腐敗
→(腐るという陰を受け入れ)良い腐り方をすると発酵

日本人は、暗黙知で、昔からこのことを知っていた。だから日本には世界一たくさんの発酵食品があるのだそうです。

だから、何事においても陰は悪くない。陰は陰で大事にしてあげて、陰中の陽を目指す意識を持つと良いのだそうです。

「お陰様で」という日本語がありますが、これは陰中の陽の考え方を表しており、本来不快である「陰」に、「お」「様」をつけて、陰を大事にしているんだそうな。

この陰陽の考え方は、何事にも応用できるそうなのですが、物事の捉え方、言葉のかけかたにも応用することができる。

「小魚を食べないと背が大きくならないよ」
「小魚を食べれば大きくなれるよ」

同じ、小魚を食べるという行動を促しているんだけど、上は、恐怖や、否定からスタートするメッセージ。下は、前向きな、肯定的なメッセージ。

何度も言うように、どちらが悪いという話ではないのです。上のような伝え方をした方が良いケース(身の危険を知らせる場合など)もあるので。

でも陰を大事にすると、自然と下の発言になるんだろうね。

全然できてない人を見て
「何でこんなこともできないの?」
と伝えるのか
「伸びしろやん!」
と伝えるのか。

なるほどなー!と。

陰陽、陰中の陽を意識して、言葉に表せるようになればいいんやーと腑に落ちたのでした。


どちらが良い、とか
どちらが悪い、ではなく
どちらも大事なのねというお話でした。




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