英語嫌いなのに3週間の短期留学をした。 | 高校中退者が塾長になった話。

高校中退者が塾長になった話。

都内の私立高校を半年で中退し、その後10年のブランクを経て、高校卒業程度認定試験を取得。大学に進学。紆余曲折あり、塾長になった話。

本編の続き。


25歳、大学1年生の夏。

私は大学の留学制度を利用して、

短期留学に行こうとしていた。


お金はなかったが、

特待生の学費免除額と同等の金額だったので、

お金のない私は母に交渉した。


そうして、

私は3週間の短期留学をすることになった。


大学全体で100人ほどが

一緒に留学することになった。

(グループ分けをして各地域に分かれた。)


気づいたら、

私は学生100人の代表となっていた。


立候補はしていない。


私は目立つことが怖かったので、

代表になることが嫌だった。


だが、留学直前の集まりの日、

代表挨拶をすることになった。


宣誓文を書き、大きなホールで

大勢の前で宣誓をした。


一方、学歴をバカにした彼氏とは

その時まで付き合っていたが、

些細なことで喧嘩して別れた。


もう私には十分だった。


学歴は順調にいけば大卒になるだろうし、

大学生活は充実していた。


留学に行く直前なら、

多少未練が出てきても、帰国する頃には

諦めがついているだろうと考え、

この機会に別れることにした。


こうして、私は3週間の短期留学に出発した。