陶芸と女性について 女流陶芸展なるものが存在して久しいですが。女性特有の繊細な作品が展開されています。 また、陶磁器デザインは食器中心であるので使用する目線にたっての構成が出来ます。 最近はテーブルコーディネーターに多くの女性が進出している。


と大学の専門科目で「女流文学研究なる授業」をとったところ男性がほとんどおらずに最初から最後まで自分の場所を見つけることができなかったことを思い出しますぱんだでございます。ちなみに授業は与謝野晶子やら週代わりで一人ずつ作家さんの研究でしたな。


ちなみに田嶋陽子教授ではありませんでした。怖くて田嶋教授の授業など取れません。

一度大学を歩いていたら、「がははは」とゼミの生徒さんでしょうか、お二人女性を連れてキャンパスを闊歩されている姿をお見かけしたことがあります。


ぱんださんフェミニストと思っていたのですが、最近どうも色々と自信をなくしつつありますので、女流作家さんについてなどどうも・・。


と僕なりの意見ですが女性は自分が使いたいものを作られますよね。
男性のように謎のオブジェ方向にはあまりいかれないような印象。男性と女性でうまく住み分けができるといいのですが。


近頃、陶芸作家で辻清明と言うひとがいまして、その妻、協さんが相次いで亡くなりましたが。 この協さんは主婦で子育てをしながら陶芸作品を創り続けていました。 全く、尊敬に値します。


えぇ?!辻さん亡くなられたの!
ぱんだが陶芸というものに触れあれこれと陶芸のことを調べたりいたしましたが

「陶芸家」として自分の印象に強く刻まれたのが、鯉江さんと辻さんでした。ご冥福をお祈りしております。

辻さんは東京の聖蹟桜ヶ丘がまだまだ山ばかりだったころに薪窯を築かれてらっしゃったお方。海外からもお弟子さんを取られたりと信楽をベースにした作品をつくられてらっしゃいました。


確か奥さんの協さんは本当は協子さんだったはず。
「女の作品と見られるのがいやで」
と「協子」の「子」をとられたのだとか。そのエピソードだけでもなにやら陶芸業界における女性の立場の難しさを感じますが。


ネットで調べたところお二人とも肝臓系でお亡くなりになられただとか。特に清明さんは若いころは一升軽く飲んだだとかのエピソードには事欠かない方だったとか。
鯉江さんもお気をつけてください。


女性には陶芸は体力的に不向きではと言う論理は不適と思います。 一昔前の作業ならいざ知らず。機械化されたり、原料の調達も容易な時代です。


以前は女性だからというだけで弟子入りを拒否されたりということがあったそうですが(まだそういう気分は残っているところもあるでしょうが)

モノを作るという本質的なところでは段々と差がなくなりつつあるのではないのかと。


しかし、余り陶芸界・陶業界に出て来ない。 各地の陶磁器産地に存在する陶芸家・陶芸デザイナー養成機関は多くの女性進出が見られる。 全国の美大・芸大・教育大陶芸コースには半数以上を占める女性。


訓練校でも僕らの同期平成18年度製造科は男性8名の女性が22名ですもの。


「コツコツ勉強系の英語、国語、社会では絶対に男は女性には勝てない。差をつけるならば物理と数学に特化するしかない」

と受験に関して、高校数学の先生のサトケン氏は語っておりましたが、現実はサトケン氏の願いもむなしく特化しきれずにいるようです。


しかし、定着して活躍する人は少ない。学生時代に実績を残していくが、結婚・出産・育児・家庭と人生の変化に翻弄されてしまう人が多い。 実に残念ことである。 男女雇用機会均等法など形のみである。女性の働く場を正しく整備していかないといつまでも、女性の陶芸家や陶磁器デザイナーは輩出されない。 日本国の陶芸界・陶業界の発展はずっと望めません。 女流陶芸家の坪井明日香さんに続く人はでないんでしょうか?


プロフィル
【坪井明日香氏】
1932年大阪市に生まれる。53年自由学園卒業。富本健吉氏に師事。57年女流陶芸を結成、以後毎年出品。72年新匠工芸展富本賞受賞。73年カナダ国際陶芸展受賞。79年国際陶芸アカデミー会員。88年京都美術文化賞受賞。90年京都府あけぼの賞受賞。92年京都府文化功労賞受賞。2004年日本陶磁協会賞金賞受賞。


専門校修了生でがんばっている人は若干いますが、もっと多く出て欲しいものです。 小生など進路相談に過去から無数の人と接しますが、続けようと決意はするが、環境の変化で消えていく人の多さに驚愕の念が残ります。


ふーむ。これも難しい問題ですねぇ。

その以前は(今でもなのかな?)瀬戸では分業制が進んでいたと聞きます。


その男性女性という話からちょっとずれるかもしれないのですが、


今の陶芸界、個人主義が確立しすぎてしまって、一人ですべてのことを担当しないといけないというのが女性だけではなくもちろん男性にとってもちと大変なのではないでしょうか。

職人的に「作ることが好きな人」に対して「どういうものを作りたいのか」まで背負わせるのは酷じゃないかなって。さらに売る販売先だとか、範疇が広いですわね。

昔のように大きな企業があって、売れる環境があれば、特化した才能の人でも生き残っていけるのでしょうけれども、今はジェネラリスト、マルチな視点と技術がないと対応しきれないのが現実なのではないでしょうか。


陶芸を志す人が一つ特化した才能で残っていけるような才能を生かす組織、企業が出てくることを願ってやみません。


コメント2つほどたまっております。
みなさま楽しみになさっていてください。
12位とありがとうございます。

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