なんだ、もう、甘酸っぱい><!!


ハチミツとクローバー見たいに、大学を卒業して皆と別れ別れになってもあんなに感傷的になれなかった自分がちょっと淋しいのか?

あんなに感傷的になるものなのかな。

や、でも、それぞれがそれだけお互いに依存しあっているからなのかな。

竹本の自分探しもかなり恥ずかしかったけど、今回のみんなの別れ別れになる感傷もかなり恥ずかしい><!


しかし、今回はそんな感傷もなんのその。。。とにかく事態が深刻でどうしようって感じです。





なんていうか、自分も何度も考えて恐怖していた事態です。


もし、この手が無くなったら・・・・・


絵描きにとっては致命的です。

もちろん、手が無くても手が動かなくても絵を描いていらっしゃる方はいっぱいいるんですけど、いままで自分が築いてきたもの、描こうとしてきたものが、描こうと思っていたものが、この右手が無かったら絶対にかなわなくなるんだろうな、。。って、想像しただけでも怖いです。


私、近くの誰かがなくなっても、感覚が麻痺してしまうのか、なんだかすぐには悲しくなってこないんです。

もちろん、あるとき突然、あの話が聞きたいな~とか、突然思って実感して来るんですけど、

とにかく、直接悲しみに暮れるとかが無いんです。

ある意味すごく危機感を覚えることなんですけど・・・


ある日、前に飼っていた家のオカメインコのムックの羽に大きなしこりが出来たことがあるんです。

異常に気が付いたのは私で、私は仕事に出なくてはならなかったので、その日たまたま仕事が休みだった兄貴が医者に連れて行ったんです。

毎日終電になるような仕事だったので、駅まで迎えに来てもらってすぐにムックがどうだったのかを聞きました。というか、気になって電話しても教えてくれなかったので。

検査をしてみないとわからないけど、多分悪性の腫瘍だろうってことで、腫瘍を検査に出すとのことでした。

それは、羽の切除を意味していました。

そして、私がその話を聞いたときにはすでに羽を切除した後で、人で言うと、肘の部分に出来ていた腫瘍だったので、肩から下の腕をすべて切除したということを意味していました。

彼の人生が後どれくらいかはわかりませんが、鳥でありながら彼は一生「飛ぶ」ことが出来ないんです。

しかも、彼の意思を聞くことも出来ず、私が異常に気が付いたその日に羽を失い、もう二度と跳べないんだとわかったら、彼の以降の人生を想像してしまい、飛べる仲間を眺めてどう思うのかと思ったら、


ずっと、私が異常に気が付くまで彼はとても元気でした。

羽を切ったことによって彼は命を少しだけ永らえたのかもしれません。でも


もし、私の腕がなくなったら

もし動かなくなったら、


私は死ぬことより、それが怖い。



オカメのムックは、しばらくして羽を無くして退院してきました。

痛々しい傷跡はしばらくしたら羽で見えなくなりました。

そして数ヶ月後、その切られた羽をかばって(でも、片方ないのでまっすぐ飛べない、キッチンを旋回しちゃうんですが・・・)短い時間ですが、飛べるようになりました。

医者にそれを言うととても驚いていて、私は誇らしくなりました。

ムックは数年後、腫瘍の再発でなくなりました。

でも、その間とても元気に過ごしました。

彼は幸せだったろうか。


私は腕が動かなくなったら、どうするだろうか。

努力すれば動くようになるかも知れないといわれても、どうするだろうか。


そんなことをまた考えてしまう、思い出してしまう、そんな今回のはちくろでした。