カトリーナ 其の壱 の続きです。
カトリーナ記事はかなり長くなるので、シリーズ化が決定致しました
おばあちゃんのお家に避難したワタシとじゃめとキムチ。
おばあちゃんは可愛い孫が来たから浮かれていますし、じゃめも仕事が休みなもんだから喜んでる・・・。
おばあちゃんのお家には、小さな充電の機械があって、ちょっとした停電や、車のバッテリーが上がってしまった時等にも使えるの。本当に小さいから、どうしてもって時にしか使えないけどね。
ワタシはお水の確保(トイレを流したり、食器を洗ったり、体を洗ったりの生活用水)を始めました。
ハリケーンが近づいて、とうとう電気、ガス、水道が止まってしまいました。
風はかなり強い。でも、そんなメチャクチャな様子はなくって、じゃめは何を思ったのか・・・。
ミキサーでマルガリータを作り始めたよ!小型充電器を使って!
”じゃめぇ~、電気無駄に使うなよぉ~”
”大丈夫、これくらい全然大丈夫。”
この辺りでちょっと不安になってきたワタシ・・・。
そして、ワタシとおばあちゃん、じゃめでマルガリータをすすりながら窓の外を眺めていました。
マルガリータが効いたのか、おばあちゃんはベットに横になりに、じゃめもお昼寝を始めました。この二人には危機感というものが全く無いのだとこの時実感。。。
ワタシはキムチとおばあちゃんの愛犬ファラ(スコティッシュ・テリア)とカウチで窓の外を心配そうに見守っていました。
だんだん強くなる風と雨・・・。



裏庭にある木が大きく揺れ、置き忘れていた物が転がり始める。
屋根の瓦が飛び始めた。
そして、隣の家から何かが飛んできて、サテライト(衛星)テレビのアンテナを直撃。
木の枝やごみや、屋根の瓦があちらこちらから飛んできて家にぶつかり、その度にドキドキしていました。
どのくらいの時間が経ったのか、もう覚えていないけど、大きな被害はなく台風は去って行きました。
玄関を開けて外に出ると、電線が切れていた。
ガレージに置いてあったワタシの車のサイドミラーも木の枝が落ちてきて壊れてしまった・・・。
ショック・・・。
でも、皆無事だし、家の被害も大した事無いし、浸水もしなかった。

家の前の道路は凄い荒れていました。アスファルトが見えないくらい、木の枝やゴミが散乱していました。
自分の家に帰って、家が無事かどうか知りたかったけど、外出禁止令が出ていたから出たくても出られない・・・。
しょうがないからラジオで、町の状況をチェックすることにしました。
”海沿いは津波で壊滅状態です!ここにあったカジノが消えてしまいました。建物は一体どこにいってしまったのでしょうか!!!”
建物がごっそり消えてしまうってどういう事???
・・・それからしばらくして、レポーターが、
”あ、カジノを見つけました。〇キロ離れた、道の真ん中に飛ばされています!”
マジで。。。?
家に帰りたい・・・。
でも外出禁止令が解けないうちに外出して、パトロール中のおまわりさんに見つかると捕まりますので、その日はおばあちゃんのお家に泊まりました。停電していたので、電話も繋がらないし、携帯も使えませんでした。近所の人も携帯が繋がる人を探しに来たりで、皆の不安度はかなりのものでしたね。
そして、こんな時にはどうしょうもないヤツが出てくるんです。
Looters
昔で言う、火事泥棒。災害とか、暴動を利用して盗みを働いたりする人達。
最低だよ。皆が大変な思いをしているときに。。。許せません、こういう人達は!
州外等に逃げた人達の家をチェックしに来る輩を見て、近所の人達が団結。交代で見張りをし始めました。ライフルや銃を持っている人達が率先して見張り役を引き受けてくれました。
”Looters will be shot”(泥棒は撃つでぇ)
という看板も立て、不審な人達は皆でチェック。ホント、皆容赦ないよ。子供達がいるお家では、お父さんがライフルを持って寝ずに外で見張りをしているお家もありました。

まだまだ電気も、ガスも水道も流れていないので、冷蔵庫の物が心配になってきたワタシ。
”じゃめ~、電気グリルでお肉焼いちゃうから充電器持ってきて。”
”あ~、駄目駄目。”
”なんでよ?”
”電池ないから。”
”????”
”さっき、昼寝した時に、扇風機動かすのに使っちゃって、電気使い果たしちゃったぁ。ははは。”
・・・。
この時、色々な邪念がワタシの頭の中を支配していましたが、今はそんな状態ではない!
アホじゃめとおばあちゃんと守るのはワタシしかいないんだと・・・


サバイバーぱんだぷ~は、お隣が丁度外でバーベキューをしていたので、お願いしてうちのお肉も焼かせて頂きました。
まだ8月の下旬で、暑いし、食べ物がすぐ痛んでしまうので、お肉やすぐに痛んでしまう食べ物から食べ、溶けてしまったアイスクリームはファラにあげました。
暑かったです。
クーラーも、扇風機もない状態はミシシッピーの夏にはキツイ。ワタシよりもずっと暑がりのじゃめは泣きそうでしたわ。
せめて水道が使えれば、冷たいシャワー
を浴びたり出来たけど・・・。水道も電気もないって・・・。普段自分達がどれだけ恵まれた環境にいたのか良く分かりました。
まだまだ大変なのはこれからです。
続く・・・

カトリーナ記事はかなり長くなるので、シリーズ化が決定致しました

おばあちゃんのお家に避難したワタシとじゃめとキムチ。
おばあちゃんは可愛い孫が来たから浮かれていますし、じゃめも仕事が休みなもんだから喜んでる・・・。
おばあちゃんのお家には、小さな充電の機械があって、ちょっとした停電や、車のバッテリーが上がってしまった時等にも使えるの。本当に小さいから、どうしてもって時にしか使えないけどね。
ワタシはお水の確保(トイレを流したり、食器を洗ったり、体を洗ったりの生活用水)を始めました。
ハリケーンが近づいて、とうとう電気、ガス、水道が止まってしまいました。
風はかなり強い。でも、そんなメチャクチャな様子はなくって、じゃめは何を思ったのか・・・。
ミキサーでマルガリータを作り始めたよ!小型充電器を使って!
”じゃめぇ~、電気無駄に使うなよぉ~”
”大丈夫、これくらい全然大丈夫。”
この辺りでちょっと不安になってきたワタシ・・・。そして、ワタシとおばあちゃん、じゃめでマルガリータをすすりながら窓の外を眺めていました。
マルガリータが効いたのか、おばあちゃんはベットに横になりに、じゃめもお昼寝を始めました。この二人には危機感というものが全く無いのだとこの時実感。。。
ワタシはキムチとおばあちゃんの愛犬ファラ(スコティッシュ・テリア)とカウチで窓の外を心配そうに見守っていました。
だんだん強くなる風と雨・・・。



裏庭にある木が大きく揺れ、置き忘れていた物が転がり始める。
屋根の瓦が飛び始めた。
そして、隣の家から何かが飛んできて、サテライト(衛星)テレビのアンテナを直撃。
木の枝やごみや、屋根の瓦があちらこちらから飛んできて家にぶつかり、その度にドキドキしていました。
どのくらいの時間が経ったのか、もう覚えていないけど、大きな被害はなく台風は去って行きました。
玄関を開けて外に出ると、電線が切れていた。
ガレージに置いてあったワタシの車のサイドミラーも木の枝が落ちてきて壊れてしまった・・・。
ショック・・・。でも、皆無事だし、家の被害も大した事無いし、浸水もしなかった。

家の前の道路は凄い荒れていました。アスファルトが見えないくらい、木の枝やゴミが散乱していました。
自分の家に帰って、家が無事かどうか知りたかったけど、外出禁止令が出ていたから出たくても出られない・・・。
しょうがないからラジオで、町の状況をチェックすることにしました。
”海沿いは津波で壊滅状態です!ここにあったカジノが消えてしまいました。建物は一体どこにいってしまったのでしょうか!!!”
建物がごっそり消えてしまうってどういう事???

・・・それからしばらくして、レポーターが、
”あ、カジノを見つけました。〇キロ離れた、道の真ん中に飛ばされています!”
マジで。。。?
家に帰りたい・・・。
でも外出禁止令が解けないうちに外出して、パトロール中のおまわりさんに見つかると捕まりますので、その日はおばあちゃんのお家に泊まりました。停電していたので、電話も繋がらないし、携帯も使えませんでした。近所の人も携帯が繋がる人を探しに来たりで、皆の不安度はかなりのものでしたね。
そして、こんな時にはどうしょうもないヤツが出てくるんです。
Looters
昔で言う、火事泥棒。災害とか、暴動を利用して盗みを働いたりする人達。
最低だよ。皆が大変な思いをしているときに。。。許せません、こういう人達は!
州外等に逃げた人達の家をチェックしに来る輩を見て、近所の人達が団結。交代で見張りをし始めました。ライフルや銃を持っている人達が率先して見張り役を引き受けてくれました。
”Looters will be shot”(泥棒は撃つでぇ)
という看板も立て、不審な人達は皆でチェック。ホント、皆容赦ないよ。子供達がいるお家では、お父さんがライフルを持って寝ずに外で見張りをしているお家もありました。

まだまだ電気も、ガスも水道も流れていないので、冷蔵庫の物が心配になってきたワタシ。
”じゃめ~、電気グリルでお肉焼いちゃうから充電器持ってきて。”
”あ~、駄目駄目。”
”なんでよ?”
”電池ないから。”
”????”
”さっき、昼寝した時に、扇風機動かすのに使っちゃって、電気使い果たしちゃったぁ。ははは。”・・・。
この時、色々な邪念がワタシの頭の中を支配していましたが、今はそんな状態ではない!
アホじゃめとおばあちゃんと守るのはワタシしかいないんだと・・・



サバイバーぱんだぷ~は、お隣が丁度外でバーベキューをしていたので、お願いしてうちのお肉も焼かせて頂きました。
まだ8月の下旬で、暑いし、食べ物がすぐ痛んでしまうので、お肉やすぐに痛んでしまう食べ物から食べ、溶けてしまったアイスクリームはファラにあげました。
暑かったです。
クーラーも、扇風機もない状態はミシシッピーの夏にはキツイ。ワタシよりもずっと暑がりのじゃめは泣きそうでしたわ。せめて水道が使えれば、冷たいシャワー
を浴びたり出来たけど・・・。水道も電気もないって・・・。普段自分達がどれだけ恵まれた環境にいたのか良く分かりました。まだまだ大変なのはこれからです。
続く・・・
