「落とし穴に落ちないように」ということをこれまで書いてきました。
(これからも、私が練習中にハマった「落とし穴」については書いていく予定ですが…)
今回は、より説得力を増すためにエッセイやスピーチでやったことについて書いていこうと思います。
説得力のあるエッセイ/スピーチにするためには
・適切な事例の挿入
・数値などがあれば尚ヨシ
と言われますよね。
でも、英検1級の試験を受けるにあたり、いちいち細かい数字まで覚えてらんないよ!っていうのが本音だと思います。
私もそうでした。
なので、おおよそのデータ(正確ではないが間違いではない)を頭に入れておくと、エッセイもスピーチも組み立てやすくなります。
そして…この「正確ではないけど間違いではない」微妙な情報を挿入するときには
「ある研究者によれば」
「〇〇(国の名前)の大学の調査では」
「日本では」
とか…「例」として話すことの出所について触れるようにしていました。
ただ、この「出所」についても、正式な論文や記事ではないので、あくまでも「ぼんやり」とした「ありそうな感じ」のものでOKだと言われていたので、私は「そういえばこの前テレビで観たなぁ~」とか「Yahoo!ニュースで読んだ」「オンライン英会話のDaily Newsの教材で見たな」程度のものを、「〇〇の調査では」「〇〇の学会では」といった感じで書いたり話したりしていました。
さて…Topicを正しく理解する(落ち着いてしっかり読む)ということはこれまでに何度もしつこいくらいに書いてきましたが…。
Topicが理解できたとしても、その内容を自分の経験や身の周りにあること、自分の見たり聴いたりして知っている情報…などなどに発想を飛ばして考えることができなければ、時間内に「相手を納得させるデータ」を並べることは難しいですよね。
(試験準備でまるまる同じTopicを練習した!のであればそれをそのまま使えるわけですが…。まず、同じものが出ることはないので。。自分の持ちネタを応用できるように準備をしておくことが大事です。)
なので、英語の勉強と並行して、時事ネタ等の情報収集をすることも大事です。特に、二次試験のスピーチは、自分の話したことについて面接官から突っ込み質問が飛んできますから。
丸暗記したテンプレートでスピーチは乗り切れたとしても、「Q&A」でまったく話がかみ合わなければ高い点数がもらえません。
Topicについて、
「全く聞いたこともない/見たこともない…」という状態から、「少しは聞いたことがある/見たことがある」…といううっすら記憶に残っているくらいの状態にするだけでも、書いたり/話すときに楽になるはずですし、いろいろな引出しを持っておくことで試験官からの質問にも答えやすくなります。
英検1級について、英検協会のホームページでは以下のように記載されています。
英検の試験において最終目標となる級です。広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できることが求められます。
広く社会で求められる英語を身に着けるべく、日頃から情報を集めて、「これって英語でどういう風に言うのかな?」「この話題はあのTopicの事例に使えそう」などなどネタ帳を充実させておくことが合格への近道かな~と思います。
(次の試験まで時間に余裕があるときにやるのがお勧め!本番が近くなると焦って、情報収集どころじゃないですから!)
厳しい暑さが続いていますが、体調に気を付けて(健康が最優先!)、引き続き、コツコツと英語学習を継続していきましょう。
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