小規模な構成対応のPLDが、T.I. より発売されたそうです。パッケージサイズは、2.2x1.5mmの8ピン構成。
SOT—5Ⅹ3というパッケージだそうです。
とても小さい。価格は、1k個購入で0.2ドル。まあまあの価格かと思います。
比較対象がおかしいと言われそうですが、ATTINY10が5K個で48円だそうです。
こちらの方が高そうです。
また、書き込み機は、TPLD-PROGRAM との事で、59米ドル。(9000円位ですね、24‘DECの価格)
一時、この位の大きさと、価格のPLDが有ったらいいのにと思ったことも在りました。以前よりATTINY10が高くなったことと、PLDという2点でとても興味を引きます。
基本は、ルックアップテーブル(LUT)があり、4入力1出力の構成が出来るらしい。標準的なロジック回路のちょっとかゆい所に手が届くかな?という感じです。
あとDラッチ、、DFFが有るらしい。ディレイユニット等、内部のユニットは、こんな感じ。
これを使って何か面白い、小さいものが出来るかな?。
これが、CPUみたいにロック(ラッチ)しないのであれば、ノイズバシバシでCPU使いたくない用途とかに使えるのでしょうか。
最大電源電圧、7Vなので、一応5Vのロジック迄はOKらしい。(推奨は5.5V迄ね)
使ってみたい・・・。
と思って、出来る事を確認してみた。
使用論理ブロック数を構成可能
– 2 つの 2 ビット ルックアップ テーブル (LUT)
– 2 つの 3 ビット LUT
– 2 つの 2 ビット LUT または D タイプ フリップ フロップ (DFF) / ラッチ
– 2 つの 3 ビット LUT または DFF / ラッチ (リセット / セット オプション付き)
– 1 つの 3 ビット LUT またはパイプ遅延 – 1 つの 4 ビット LUT または 8 ビット カウンタ (CNT) または遅延ジェネレータ (DLY)
• 3 つの 8 ビット CNT/DLY
• 1 つのプログラマブル グリッチ除去フィルタ (PFLT) またはエッジ検出器 (EDET)
• 25kHz または 2MHz のどちらかのクロックを生成するための 1 つの発振器 (OSC)
うーん、内部のユニットは、基本2つと思った方が良いみたい。DFFとLUTが1つづつ。とすると、DFF 1つと、ロジック1つ程度の使い方ですかね。LOGIC圧縮には有効だけど、他の用途ではそれほどIC削減にならない様に感じます。
TPLD1201なる10ピン仕様もあるみたいだけど、使用出来るユニットは2個~3個みたい。
使いこなすには、テクニックが必要で、小生が使いたい用途にはハマらない感じかもしれません。