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Picの書き込みは、PicKit4を使用してますが、一度壊れた経緯が有るのでかなり不安な気持ちで使ってます。
PicKit3もありますので、通常PICはこちらで書き込む様にしていたのですが、PIC18F26Q84 は、
書き込み対象から外れております。PicKit4を壊すのが怖い。
昨今、PicKit5も発売になりましたね。但し、PicKit4 ⇒ ¥15800、PicKit5 ⇒ ¥17800、 MPLAB SNAP⇒ ¥7700、と、ホビーユースでは少々お高いですね!という価格になってしまいました。
(24/1/29現在、秋月電子通商調べ)
これでは、PICの利用も減るだろうなーと思います。時代はArduinoに流れてしまうのでしょうか?。
WCH RISC-Vも次世代の筆頭候補に上がりそうですね。
小生としては、小さいものを作るに為にPICからは離れられない気がしているので、代替案を探してみました。
最近、PICの書き込み機で、検索すると、PICerFT(http://einstlab.web.fc2.com/PICerFT/PICerFT.html)
が良く上位に検索されます。そこで、こちらを検索。ターゲットデバイスのPIC18F26Q84がサポートされている。
こいつはライターとして使うのには良さそうです。
秋月電子さんで販売中のFT232RLモジュールを使うらしい。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g106693/
なんか見慣れたパッケージ。もしかして、持ってる奴かとゴソゴソ探したら、違ってる奴でした。
手持ちは、FT232BM ・・・・残念。と思っていたらFT232RLを2個発見!。
ここで、スケベ―根性がムクムクと発生。死蔵品だけど、これ使えない?・・・。
結果として、基板作って、どうなるか確認する事にしました。
USB-シリアルのモジュールにはなるし、まあいいかという事で・・・
秋月電子さんの FT232RL USBシリアル変換モジュールキット とPICerFTの回路をマージして作るという暴挙に出ました。
部品は、手持ちの部品で何とかならないかなーと探して作成。基本秋月電子通商で買ったパーツが多いので、基板さえあれば、
秋月で購入すれば出来る状態になるかと思います。
出来ればUSBのケースに入れて使いやすくしたい所ですが・・・。
まあ、動作確認からですね。うまくいった暁には、ケースに入れられるサイズに変更したいと思います。
自分用に出来上がったら、作る必要ないかもしれませんけどね。
さて作成した基板はこんなになりました。部品は、表面実装にしたので,オリジナルから少々変えてます。
H.P.では部品替えて動かない人々へのありがたいお言葉が有りますが、それを踏まえてチューニングすれば良いと安易に考えて
スタートです。
最初にやらかしたのは、NPNトランジスタのピン配置ミス。部品を回転して取り合えずその場しのぎです。(^^;
ここら辺は、Vppの電圧作成に関する部分なので、書き込みに影響が出るでしょうが、動作確認レベルは出来るだろう!
と先に進める事にしました。
H.P.内の回路図中のR6は、差し替え出来る抵抗で実装しています。これ繋いでおくとTera TermでFT232RLの通信確認が出来る
のと、この線を引き出すことで、USB—シリアルとしても使用できるだろうとの目論見でこのような仕様にしています。
先ず、FT232RLの動作確認で、無事入力文字がTera Termで表示できる事を確認し、
R6外して通信できなくなることを確認しました。
そして、動作確認。Zifソケットは、Pickit3とかで使ってたものを使用です。無事、デバイスが読み出せました。
念のため、PIC16F1822、PIC16F1823、PIC16F1827、と入れ替えてDetectボタンを押すと、
正しいデバイスが表示されました。めでたしめでたし。
次に書き込み・・・・は、ダメでした。当然です。デバイス変わったし。C1のパスコンも入れてない。
テスターで見たら、12V/9V の電圧が6V位しかないので電圧不足です。
Q2のトランジスタはVpp のOn/Offスイッチみたいなものだから、変えてもOKだと思いますが、Q1はチューニングが必要かと。
まあD1外して外部から12V/9V に入れれば良いかなとも思います。
次回に続く?。