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さて、前回の続きです。

 

故障したUSB充電器の修復を行いました。

OSコンでケースに入りそうなものを見繕ったら100μF/16V品を秋月で見つけました。このケミコンを実装して電圧波形を取ると、こんな感じ。

 

出力電流の安定度に不安が出てきました。軽負荷(100mA以下)ですが、完全な無負荷ではありません。セラミックコンデンサも並列に入れて確認しましたが、違和感が・・・

 

 

 

容量が足りない?。ESRが低すぎて、安定度が悪い?。軽負荷なので、コンデンサ容量は小さくても良いかもと思いましたがそうでもないらしい。同じ容量にしたいけど、大きくてケースに入らない・・。

 

なので元と同じ470μFの電解コンデンサに入れ替えました。


まあまあ良さげです。少々変な波形が有るので、10μFほどのセラミックコンデンサを並列に挿入


こぶが消えました。ちょっとした電流は、セラコンに流れるはずなので、電解コンデンサのESRによる発熱は若干抑えられ、少しは寿命(ドライアップ)が伸びるでしょう。

でもコンデンサの隣にあるダイオードが貧弱。この発熱でコンデンサがあぶられて温度上昇しているのは確実です。同期整流とまで行かなくとも発熱は押さえたい所。

 

 

波形を見ると。AC100Vの入力で、15V位電圧がかかる様です。多分AC200では25V位の波形になるのでしょうから、耐圧40V60Vのショットキーバリアダイオードに変えて、上げれば良さそう。

ダイオードの特性で、効率は良くなったり、悪くなったり結構変わるので、簡単ではないですが。少々大きな電圧の時にVf(準方向降下電圧)が低ければ、発熱が減るから良くなる筈です。

等価的に20Wとして4A定格位のダイオードに変えたい所です。今、実装しているのは、1A定格ぐらいにしか見えない・・・。部品が入手出来たらさらに改造ですね。(^^