通信時の信号波形が気に入らないので、高速通信が出来るように、回路を修正しました。(リターンの反転回路)
 

フォトカプラの後段にベース接地のトランジスタ、2SC4081 を挿入し、TLP291を使用した場合の波形を測定しました。19200bpsの速度です。入力側のスピードアップコンデンサは使用していません。R3は、ダイオード駆動電流が不足する用なので、360Ω位に修正しています。

Ch1CE340Eの出力波形、フォトカプラを介したRS232Cの信号波形がCH2 この信号を折り返し(Tx-Rx で接続)て入力とした結果のCh340Eへの入力信号がCH3です。Ch3への立ち上がり信号へは、ディレイが気になりますが、電圧変化は安定して出力しました。

CH3の時遅れが気になりますが、ダイオード側にスピードアップコンデンサ回路を追加すればCh2Ch3の時遅れは若干は修正出来るのでしょう。基板を作って調整する事にしましょう。

但し、フォトカプラの抵抗が360Ω位なので少し小さい点が気になります。

TLP291で調整できるのはこのレベル迄でしょうか?。比較の為、トランジスタ有/無の結果も付け加えておきます。

 

トランジスタ無しの場合です。

 


 

後段のトランジスタ有りの波形です。ON時間が少し短いのが気になります