僕の見た蜃気楼 -2ページ目

僕の見た蜃気楼

新聞を読まない(読みたくない)自分が、

今後の人生を憂いて、

無理やり新聞を読んでみるページ、

に方向転換。

今までのは無しで!

毎日、一つぐらい読んで面白かった記事を

ピックアップできたらいいんじゃないの?

著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: ラッシュライフ

ついに出ました新潮文庫、ラッシュライフ

おめでとー。

ていうか出たのはちょっと前で、読んだのもちょっと前だったんだけどね。

とりあえず、伊坂 幸太郎来ました。

伊坂独特のユーモアと、読んでいて「なるほど」とうなったり、次の瞬間には笑っていたりしてしまう会話。

キャラクターはどれも魅力的。

黒澤さんLOVE。


そして、何よりも立体感ある文章構成。

読んでいてストーリーに凹凸があるのが、めちゃくちゃわかる。

そして、最終的には騙される。

まぁ、こういうパターンの小説は読んだことあるんだけど、

「ハサミ男」、とか「慟哭」

とか。

でも、清清しいまでの錯覚、錯視。

↓冒頭にあるエッシャーの錯視の絵



物語はこの絵の中を蠢いているようなもの。


「人生は永遠に続く」

「人の一日なんてどれも似たり寄ったりだよ」

「重ねて一度に眺めてみればどれも一緒に見えるさ」



物語はそんな人達の生活を描写したもの。

rash lush rash rush

ラッシュライフ。


さて、物語の魅力あふれる登場人物を紹介!

多少ネタばれありかも。


戸田 職業:画廊

「今、この瞬間に生きている誰よりも私は豊かに生きている」


志奈子 職業:画家

「良い人生を」


黒澤  好きな言葉: 職業:泥棒

 「人生については誰もがアマチュアなんだよ」


佐々岡 黒澤の同級生

「人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ」


豊田 好きな言葉:無色 職業:無職

「すでに人生はどうにもなりません」


川原崎 好きな言葉: 職業:-

「バトンを持っていない僕は、自分がどういう理由で生きていくべきなのか不意に分からなくなってしまったんです」


京子 好きな言葉: 職業:精神科医

「心にもないことを書いたわ」


そして何よりも好きなセリフはこれ。

「カウンセラーになりたいんだけど」

「迷惑は分かりますけれど、心機一転出直したいんです」


ちなみに僕が好きな言葉を書くとしたならば、

それは、


「運命」


かな。




彼と私。

あと一歩が踏み出せないでいる私たち。

「私たち」なんて言い方をしているけれども、実際にはやはり「彼と私」なんだろう。

そもそもあと一歩を踏み出せないでいるのか、踏み出す気がないのかすらよくわからない。


私は、少々遠回りな方法で彼の心を探ろうとする。

「暇だからメール打ってみました!」

「アナタのためにやってあげたんだからね!」

「そういうところ好き」


しかし、彼の返事はいつもずれている。

「暇人だな」

「おー、わざわざどうも」

「いや、別にたいしたことじゃないし」


むしろ、ずらされているのだろうか。


私は彼をつついてみた。

ちょいちょい。

彼は言う。

「何がしたいんだ、お前は」


なんでわかってくれないの?


ある日。

私は彼に告白した。

彼は笑ってこう答えてくれた。

「俺も好きだったんだよ。でもお前、俺の好きサインに気づいてくれないんだもん」


どこにそんなサインあったの?

きっと彼は私より遠回りな人なんだ。

クスリと笑い、

私は彼を二回、つついた。

タイトル: es[エス]

僕が興味を惹かれるものの一つが人間心理。

しかも、犯罪、殺人などの類の心理である。

犯罪者が必ずしも狂っているわけではない。

そう、誰もが普通の人であったはずなのだ。

「あんな人でも、子供の頃は素直で純真でかわいかったのよ」

そう、そんな普通の人が狂って行く過程が「好き」なのだ。

エグイ?

でも、深く自分の心理の底、フロイトでいうならエスの部分を覗いてみれば、

そこには、鮮やかなまでの狂気が存在しているでしょう?


自分が何かをやっているときに邪魔をされるといらつくでしょ?


ルサンチマンという言葉がある。

かのニーチェの言葉であるが、意味は「被支配者あるいは弱者が、支配者や強者への憎悪やねたみを内心にため込んでいること」である。

この言葉は、人間の優しさや労りなどの慈しみなど、道徳感情の起源を言及している。

権威者から与えられた憎悪やねたみから、優しさや愛などの奴隷道徳が生まれるということ。


「僕は昔いじめられてたんだ。だから、僕はそんなやつらには負けずに人に優しくしようと決めたんだ。ほら、だから今では僕もすっかり立派な人間になれただろ?」


優しさって、何?


前置きが長くなってしまったが、この映画も同じような類のことを訴えていると思う。

敢えて言うならば、


人間って、何?


ストーリーは、

新聞広告で、高額の報酬で実験の被験者が募集されていた。

実験内容は、看守と囚人の二つのグループに分かれ、各々がその役割になり切るというもの。


被験者は誰もが普通の人、「良質のリンゴ」であった。

しかし、看守と囚人の小さないざこざから事態は悪化していき、被験者達は狂って行く。

それは常人の行動ではなく、狂人のそれ。

役割や肩書きといったものが、人間に与える影響というものの大きさが分かる。

人は環境により変わってしまうのだ。

初めから腐ったリンゴであったというわけではなく、

良質のリンゴが腐ったのは、「リンゴを入れる樽に問題があったから」なのである。


これは実際にあったスタンフォード大学実験というものを基にしている。

やはり、人間は面白い。

普通の人でも狂っちゃうなんて!

この普通の人ってのが曲者だ!

ナチスドイツ。

ユダヤ人虐殺。

アウシュビッツ!

これらの残虐な行動を行った人たちも、家に帰れば良き父であったというわけなのだ。



最近で言えば、アルグレイブ刑務所。

死体の前でピースしているアメリカ兵に、

怒りや、悲しみよりも、

ああ、やっぱり僕らってこんなん?

人間ってこんなん?

と思わされる。


性悪説、生来性犯罪人説?性善説?

まいったね。

環境次第で変わっちゃうらしい僕ら。

僕の今の優しさとか親切心ってのは、今の社会の状態に沿っているだけ?


ゲシュタポの看守、アドルフ・アイヒマン。

彼は捕まったときにこう言った。


「私はただ上官の命令に従っただけだ」


自分の役割。

それが与える影響で人は容易に変わりうる。

それは、ミルグラムのアイヒマン実験などでもわかる。


この映画では、主人公が囚人側なのでつい囚人側を応援してしまうが、

応援している時点でそれはもはや、

自分も役割に支配されてしまう可能性ありということ。

恐ろしい。


この映画、恋人と一緒に見るのはお勧めしない。

なぜならば、


「ねぇ、私はあなたを信じても大丈夫よね?」


と聞かれて、


「僕は君のこと信用出来るかわからない」


なんて、答えしか出ない。


美容院にお出かけ。

明日、面接あるので、まぁ、髪のボリュームが出てきたところをすいてもらおうかなぁ、と。

どうせなら、今まで行った事がないところに行こうと思い、お洒落そうな店を発見してそのまま入る。


あぁ、やっぱ、美容院て話しかけられるのダルイよねぇ、といつもなら思うところだけど、

この店のアットホームな雰囲気と、自分の機嫌の良さから、話は弾んだ。

こんな映画は面白かった、これはよくわからない、とか。

「華氏911とか見てる途中で寝ちゃいますよねー?」

なんて。

こういう風に友達感覚で話せる美容院なら、苦痛ではないなぁ。


しかし、この店、ほんと雰囲気いいなぁ。

いつもは、「短くめにカットしてもらって、こんな髪型で」ぐらいにしか注文つけないけど、

「僕の髪ってくせッ毛なんすよねぇ、でもちょっと伸ばしたインすよ、どうしたらいいすかねぇ」

みたいに相談できて楽しかった。


今日の担当さんは店長さんらしく、28歳の女性。

18から美容師を始め、十年目らしい。

なんか、話し方かわいいなぁ。

好きだなぁ。

愛してるなぁ。


いやいや、早い、惚れるの早い!

七歳年上だしね!

あぶないあぶない。

でも、かわいいなぁ。

美容師ってかわいいよね。

なんか。


美容師「将来の夢とかってなんでした?」


俺「んー文集とかで書いたのは『天皇』でしたょ」


美容師、アヘッアヘッと病気のような変な笑い方をして、悶絶。


俺「・・・?」


美容師「天皇って!国民の象徴になりたかったんだ!?」


あれ、そんな変かな?

俺が子供の頃、こんなん書いてる人いっぱいいた気がするけど。

でも、美容師さん、笑ってるからいいか。

てか笑い方、おかしいぞ。

初めて見たよこんなん。

でも、かわいい、のかなぁ・・・

ま、

ビューチー。


ここで就職についての話に、


美容院「でも自分のしたいことを探すのって大変ですよねぇー。」


俺「ですよねぇ、何がしたいかなんてわからんすょ」


美容院「ほら『本質は意味に先立つ』っていうじゃないですか!」


俺「ほぇ、難しい言葉しってますね。誰の言葉っすか?」


美容院「サルトル?らしいですよ。つい最近誰かから聞いたんですよ、うる覚えってやつですよ!」


ほぅ、サルトル。

実存主義だっけな。

この言葉の意味は・・・

えーと

本質は意味なんてものより先に成り立っているんだよ。

つまりは、意味なんて考える必要はないんじゃい。

ってこと?


なるほど、いいこといったね。

よっ、名美容師!


家に帰って気になったので調べる。

サルトル、サルトル


・・・「実存は本質に先立つ」じゃん!!


ほんと、適当だったんだな。

まぁ、あの豪快の笑い方を見てたら、合ってるか間違ってるかなんてどうでもいいか。

べりーびゅーちぃー


さて、この意味はなんですかね。

僕を例にするならば、


僕がどんな人かってこと(本質)を理解するには、

僕そのもの(実存)をまず理解しなければいけない。

なんというか、美容師さんのいってたセリフのほうが素敵だ。

僕の中では「本質は意味に先立つ」が素敵言葉ランキング上位。

上記のように例を書くならば、


僕がなんで生きているか(意味)ってことを理解するには、

僕がどんな人かってこと(本質)を理解しなければならない


あら、なんか救われる気がするようないい言葉(ハート

別に死にたいとは思わないけど、

死んでも、まあ、かまわない、とは良く思う。

母親は「お前が死んだら私もついてくよ」なんていうもんだから、

ああ、気をつけて生きなきゃなぁなんて思う。

自分を傷つけても、人を傷つけない。

それがポリシーなんていっといて、

もし、自分が捕まって、拷問されて、仲間の居場所はどこだ?なんて聞かれたら、

僕はどうするのだろうか。


いってぇなぁ、ああ、だるいなぁ、いってぇなぁ。

言っちゃおうかな。

でも、それって、なんか悔しいな。

くそー。


とか思うのだろうか。


痛い!これ、無理!

ごめんなさい、僕は強くないみたいだ。

あぁー、死にたい。

あれ、生きたいんだっけ?


とか思うのだろうか?




著者: 武田 鉄矢, 小山 ゆう
タイトル: お~い!竜馬 (第14巻)

まぁ、ここで紹介するのは「おーい!竜馬」

武田鉄也が原作だというのは、驚きである。

中学生ぐらいの頃だろうか、これを読んで泣いたのを覚えている。

そして、今、もう一度読み直してやはり泣いてしまうシーンがある。


岡田以蔵が後藤象二郎や乾退助に捕まって、拷問を受ける。

以蔵は竜馬が来てくれることのみを希望にして拷問に耐え続ける。

武市の為ではなく、竜馬と一緒にもう一度上士と戦うためだ。

武市に毒などを盛られながらも、以蔵は口を割らなかった。

ただただ、竜馬が来てくれることだけを信じて。

しかし、竜馬が薩摩藩邸に保護されていて、ここに来ないことを知り、以蔵は崩れる。


「竜馬が来ない・・・」

「竜馬が来ない・・・」

「竜馬が来ない・・・」


「竜馬が来ないんじゃ、俺は・・・たったひとりぼっち、どうやって上士どもと戦うていったらええんがじゃ・・・」


「竜馬・・・」

「俺一人じゃ・・・」

「だめじゃ・・・」

「もう・・・一人ぼっちは・・・だめじゃ~~っ・・・」


「竜馬~~~~っ!!」


その後、以蔵は全てを吐き、処刑される。

処刑される瞬間の、以蔵を見ると泣いてしまう。

子供の頃の以蔵、そのまんまだ。

なんでこんな辛い人生になってしまったのか、と。


処刑。

死ぬときに苦しみたくはない。


でも自殺する人は苦しんでいるのだろうか?

例えば、飛び降り自殺。

あれは、飛び降りてから、地面に到達するまではどんな気持ち?


怖いの?衝突するのが怖いの?


それとも、


空を飛べて楽しいの?自由に飛べて楽しいの?


ビルの屋上からフェンスを飛び越えて、「俺は死ぬんだ」とかいう人がいたら


はいっ、タケコプターとかいって渡してみようか。

それ、近未来。

著者: 貴志 祐介
タイトル: クリムゾンの迷宮

はいー。

僕の思い出の本を紹介しまっす。

これを読んだのは高校三年ぐらいですかね。

それまで小説なんて、頭のいいやつが読むんだろ?みたいな感じだった僕が、

古本屋で、適当に買った小説。

しかし!!

これで、僕は小説に目覚めた!

だって、面白いんだもん!

こんなに本を読んでドキドキしたの始めて。


では、粗筋。


主人公の藤木芳彦が目覚めたら、そこは深紅色に濡れ光る奇石の連なりがある地であった。

なんだここは・・・?

傍らには携帯ゲーム機が。ディスプレイに表示されるメッセージ。

「火星の迷宮へようこそ。」

「ゲームは開始された。無事に迷宮を抜け出て、ゴールを果たした者は、約束通りの額の賞金を勝ち取って、地球に帰還することができる!」

藤木は、脅威のサバイバルゲームから、血で血を洗う凄惨なゼロサムゲームへと身を投じていく。


この作者は「青の炎」「黒い家」「十三番目の人格-ISOLA-」などでおなじみの貴志祐介。

上記、三つは映画化されてたりして結構有名。

青の炎は、あややーが出てるしね。

両方、お勧めです!

黒い家は小説だけお勧めって感じ。


さて、このクリムゾンの迷宮何が面白いかといいますと!

サバイバル感が尋常じゃない!

自然から生き延びるのは当然のこと、人の恐怖からも生き延びなければいけない。

バトルロワイヤルと設定等は似ているんですが(むしろパクリ?)、人間が壊れていく様は本当に怖いです。

追い詰められて、逃げて、また追い詰められるの連続。


そして、ゲーム機の画面にマスコットキャラクターとして登場するカモノハシの「ダックビリー・プラティー」君。

キュートでホラーなキャラ。

この、緊張的場面で、気の抜けたかわいいキャラで、とぼけた口調でゲームを紹介するってのは、

やっぱバトルロワイヤルと一緒だ。


この突然仕掛けられたゲームの真の目的とは?

それを知ったとき、「うわぁ・・・」、と思っちゃいます。

エグイなぁ、と。


後半の緊張感は、小説の中で味わったもののうちピカ1。

ぜひ読んで欲しい作品!


さて自分の好きなシーンはといいますと、

アボリジニーの神話のシーン。

ミズネズミとカモの話。

そしてカモノハシ。


まあ、あとは濡れ場?ですかね。


好きなセリフはこれ!

「ここで諸君に、仏教の要諦を伝授してやろう。永年にわたって禅寺で修行した坊主が悟りを開いた末にたどりつく、いわば究極の真理だ。

僧に会えば僧を殺し、仏に会えば仏を殺す。

この言葉の意味はだな、生き残りたければ、自分が殺される前に、相手を殺さなければならないということだ。そのためには先制攻撃あるのみだぞ。やれ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。」



ひゅー。

ダーク!


もう一つ好きなセリフ。

読まないと意味分からないと思うんだけど、


「だが、それは無理だ。どうしてかは、わかってるよな?一人二役は出来ないということだ」


ひゅー。

かわいそうに。

好きな子がいる。

その人の何かが好きだ。

何が好きなのか。


顔。じーっとみても、確実に美人ではない。でもキュート

いや、むしろ、不細工?

うむむ、でも、笑っているときの顔はとってもキュート

口をとがらせてるときも、そりゃキュート


体。ちっちゃい。

ぼん、きゅっ、ぼん、とは関係なさそうなクビレのない体。

背が低いものね。

でも、ちっちゃいからいい。

胸が大きいか小さいかはよくわからないけど、とりあえず抱きしめたくなる感じだ。

ふっくら、ちっちゃい。

うん、キュート


雰囲気。

ちょこちょこ、ちょこちょこ、と動き回る。

ふりふり、ふりふり、と動き回る。

いつもお気楽、るんるんさん。

アヒルの散歩を思い出す。

きゅ、きゅー


性格。

きっと優しい。

ときたま、オバタリアンみたいな行動をしてるなぁと思うけど。

人への気遣いはある方。

よく気がついてる。

人に「こんな話があったんですよ」と話すのが好き。

ちっちゃいから上目遣い。

うん、キュート


さて、そんなその子と僕は

付き合うに至れるのだろうか。

きっと、仲はいい。

でも、これって友達関係?

永遠の良いお友達?

おーまいがーっ!


ほら、もっと、

もっと、さっ、

メールとか君から送ってきてくれよ。

そしたら、僕、頑張る勇気だせるから!

あれ、そんな勇気出されたら困る?

え?


舞城王太郎「阿修羅ガール」の1シーン。

愛子ちゃんが陽治に告白するとこ。


「私のこと、好きー?」

「ねぇーっ。はっきり答えてよーっ!」


え、何で?友達じゃ駄目?


つーか終わった。

ああ、これはこれで、あっさり終わってて気持ちはいいのかも。

でも愛子は崖から飛び降りるのを選んだのだけれどもね。

僕だったらどうする?

笑う?

どうでもいいや、と思う?

怒る?

どうやったら、好きになってくれるか聞く?

泣く?


・・・

笑ってそうだなぁ・・・

一人暮らしを始めて一年☆。

 

洗濯を今まで真面目にやったことはない。

アイロンを真面目にかけたことはない。

 

結果、新しく買った服はすぐしわくちゃになる。

Yシャツとかどうやって皺を伸ばしていいのかわからない。

お気に入りの服が、堕落していく。

 

いかんいかんいかん!

こんなんじゃ、一人暮らし失格だ。

 

そこで、インターネットを駆使して、「洗濯」というものを調べてみる。

 

なに?洗濯ネット

そんな便利なものがあったのか!これで服が何かから守れる!

何かから!

 

なに?洗剤の量

え、適当じゃダメなのか?

量が多すぎると、逆に汚れるって?

少ないと、汚れが落ちない!

うわ、いつも入れまくってたよ!まいったね!

 

なに?手アイロン

ネットに入れる前にアイロンを手でさっさっと?

いや、それは無理。

アイロンのかけ方しらんし。

 

なに?ハンガー!!

これは画期的!

そういえばハンガーで服を干せばよかったな。

なんか、たくさんの服とかをたくさんのクリップで掴むハンガーみたいのがあったから、

普通のハンガー使うなんて発想なかったよ。

そりゃ、普通のハンガー使って干せば、変な皺つかないな。

くそ、なんて馬鹿だったんだ。

いつもクリップにひっぱられていた跡が服についてたよ!

 

これで、少しはまともになっただろ。

ベランダで服が誇らしげに干されている。

はは。

はははははは!

うわは!

綺麗!

綺麗になーれ!

 

今日は一人暮らしをして、初めて、何かを得たよ。

一年かかったけど。

 

さて、アイロンなんだが・・・

どうやってもうまく出来ない。

コツもわからない。

シャツとかさ、ほら、どこに線をつけていいのかわからない。

なんだょ。

ぷりぷり。

 

・・・来年あたりネットで調べよう。

かわいくていい嫁さん見つけよう。


「ほら、服ぬいで干すから!」

「はーぃ!」

おっと、よだれよだれ

著者: 舞城 王太郎
タイトル: 世界は密室でできている。

風邪が治った!ハイキングに行って、途中で帰るほど辛かったけど治った!

てか風邪引いててハイキングに行くなよ、ヘイヘイ。


舞城王太郎の「世界は密室でできている」が講談社から文庫化していたので購入。

ついに出たか!

読みたかったよ、舞城王太郎!


「煙か土か食い物」で、舞城王太郎に初めて触れた僕は驚いた。

え、こんな文体あり?めっちゃ口語的!めっちゃ乱暴!スラングたっぷり。

帯には「圧倒的文圧」「これが噂のマイジョーだ」なんて書かれてたけど、文圧というものを感じたのはこの作品が始めて。乱暴なセリフは、生活に密着したセリフでもあり、やはり心に素直に届くのだ。

心の奥にまで。


それで、今回の「世界は密室でできている」。

毎度毎度、舞台は福井。

そして、「バット男」同様に調布も舞台の一部。

福井出身で、現在は調布に住んでいるということなのであろうか。

阿修羅ガールにも調布が出ていた。


●粗筋

十五歳の僕と十四歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。

中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。

僕らの冒険はそこから始まる。

地元の高校に進学し、大学受験ーそんな重大の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、

ルンババと僕は立ち向かう。鮮烈!

新青春エンタ!


小説の背表紙の写しですが、あんまうまくない説明ですね、これ。

でもめんどいので転用。


内容は、よい意味で狂っていました。

狂っているのをうまく表現できていたというか。

基本は青春を感じさせてくれるような、テンポ感溢れるような爽快なストーリー。

読んでいて、笑ってしまうような気持ちのいいもの。

その中でポツポツとあらわれる、狂気。


涼ちゃんの自殺。

密室での死体の移動の理由。

四コマ漫画。


ここで、この狂気を表現できてしまうか!と、ウンウンうなってしまいます。

が!

後半の密室トリックはやはり強引。

「煙か土か食い物」でも最後の方に感じたように、強引なトリック解説には「ありえん、ありえんもの、ありええませんわ、ありえないです」と首をぶんぶんふりたくなります。


ダビデ。ハーケンクロイツ。奈津川。そして、ルンババ。


二つの作品は多少、リンクしているようです。


魅力溢れるキャラクター達と、ユニーク溢れる言い回し。

それは舞城独自の文体からしか得られないものばかり。

やはり面白い。

エノキちゃんかわいい。


以下、僕の好きな会話シーン。


「はいこれ。普通のハンカチで悪いけど」

「普通のハンカチ以外にどんなハンカチもっているのよ?」

「いや、その、つまりやね」

何か言え何か言え何か言え!

もし何か言うんだったらちょっとは面白いことを言え!

ってそんなもん思いつくか!

うぐぐ辛い。

「いやもうちょっと愛のこもったハンカチもあるんだけどね」

ってそれギャグとして成立してないだろ!

ああもうこれホント車の外飛び出して踊りだしたろうかな。

ティキティキティキティキティキボーン!って感じでよう。


ティキティキティキティキ!

フギャーイギッヒ。


風邪ひいちゃったよ、ママ。

すっごいすっごいだるい。

なのに、なのに!

やらなきゃいけないことたくさん!

もう!

やらいでかー!


突然ですが、

今回、風邪をひいて困ったことベスト3


注目の第3位!

部屋のカオス化:当然ゴミとかをゴミ箱にもっていく元気もなく、そのへんにぴょん、あ、ぴょんぴょんぴょん!ベッド以外は人の住むべきとこではなく、ゴキブリさんようの隠れ家のようです。インスタントラーメンをお湯にいれるのめんどくさいからそのまま食べたときの残りとか散らばっているし。しかし、そこはO型。気にならない!負けない!世間の目と倫理には!


驚愕の第2位!

食事貧乏金なし。病人金なし。ATMまでは果てなく遠い。ATMは近くにありて遠きもの。あと、外出したくない。もう飯食わなくていっかーという、お気楽な気持ちで日々をすごす。そして体温計を何回も計っては、なんでこんなに調子悪いのに熱ないんでしょう、と首を傾げる。さらにさらに!なんでこんなに苦しいのに愛しのあの子は看病に来てくれないの?答えは、付き合ってもいないし、病気だといっても来てくれる仲ではないから、きっと。


え?そんな・・・嘘でしょ?の第一位!

ブログ:ブログを毎日書くことができなくてさ!あはは!ほんと、読者の人には悪いね!え?読者?いない?あ・・・そう?誰も待ってない?そもそも毎日書いてないだろ?ぇ・・・お呼びでない?失礼しましたー。


とまあ、平穏無事な風邪の生活。

風邪だと、辛いけど、なんか幸せだなと思うときがある。

それは、今の一人暮らしの僕には訪れない幸せでした。

なむむ。


さて、最近、巷ではトラックバックなるものがはやっているらしいのですが、

僕は、仕組みがよくわかってません。

マナーってやつも。

トラックバックされたらトラックバックし返すのが礼儀なのでしょうか?

特にそんなことないか。

逆にトラックバックする人はどっからトラックバックしようとおもってこのページにたどり着いたのか。

真相は闇の中。

でも、僕もきっといつか知ることになるのだろう。

それが大人になるってことなんだね!

と部屋のブタの人形に話しかける。