僕の見た蜃気楼

僕の見た蜃気楼

新聞を読まない(読みたくない)自分が、

今後の人生を憂いて、

無理やり新聞を読んでみるページ、

に方向転換。

今までのは無しで!

毎日、一つぐらい読んで面白かった記事を

ピックアップできたらいいんじゃないの?

新聞を読みたくないあなたや私が、

一生懸命新聞を読んで真人間を目指すページ。

僕達は大人の階段を斜めに速やかに登っていく!

「新聞って素敵ね」「フフ、君のほうが素敵さ、でも新聞も素敵さ」

Amebaでブログを始めよう!

ども~

お ひ さ し ぶ り !!


新聞よみたくないっす。

忙しいっす。


そんななか、十二月一日に新たなる読者が!

わーーーい。

てか気づくの遅くてゴメンね!(たった今気づいた)

ありがとうございます!

超応援します!

こんな人気者さんが読者になってくれるとは(ランキング見たら一位だったよ)。

正直、すごいかわいいし!

いやいや、外見に惑わされちゃいかん、と思ったら、キングダムハーツとか言ってるし!

素敵(やったこと少ししかないけど)。


スゲー。

超放置してるから、オレのこともう忘れてるかも!

ごめーーーーーーーーーーーん。

こ、こんなブログの何がいいんだろう?とか思っちゃいます。

読者になっちゃうなんて、な。



と、興奮したところで、

どうしようかな。

てか新聞企画やめたほうがいいかな?

ワカンネー。

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んんーーーーーーーーーーーーーーーーーー





かわいいな、もう!!





と思った一日(てか、今)。


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明日更新しよう。

あと、あれ

あの白いちょっと不細工な子いるでしょ。

メロメロパークの。

僕の友達、ペット。

あの子と友達になってくれた子もありがとう。


すごいうれしかったです。


頑張るね!


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ちなみにデスノートの


大場つぐみが、


ガモウヒロシ


らしいってことに驚愕しました。

ラッキー、クッキー、おどろっきー。



適当!

ちょびん君とちょびリーナだけが友達ですっ。


どうもー。

文化祭の準備やら、文化祭やら、怠惰やら、怠惰やら、怠惰やらで更新してませんでした。

あと新聞なんて読んでらんねーし。

卒論やれ、卒論!!


世界の動向なんてマッタク知りません。


さて、有名な狼少年の話。

狼少年は嘘ばっかついてたせいで、最後は信じてもらえなくて、狼に食べられちゃう?みたいな話でしたね。

コレと同じようなことが恋愛にも当てはまるんです。


好きな人にメールを送る際、

自分が「君のことを好きだよ!」ってことを伝えようと四苦八苦するわけですが、

そりゃもう、はっきり素直に言うわけでもなく、ちょびっとサインを送るような形になると思います。

相手も自分のことが好きならサインで応じるわけですが、

二人とも冗談めかしたサインを送り続けた場合、果たしてどうなるでしょうか?


これ、すなわち、


冗談だか本気だかまったくわからなってきたーーーーーー


ってな状況に陥ります。


例えば、


A「愛してるよー結婚しようー」(本音は 好きだよ!付き合って!)

B「ハハハ。私も愛してるよー」


こんなやりとりを続けていくと、

本気で言っているセリフも(もちろん上の「愛してるよー」も本気なんですが。誇張表現でぼかしてある。)、

重みがなくなり届かなくなるとともに、

相手は、この人冗談なんじゃないか?と思うようになり、何がなんだかわからなくなり、身動きできなくなるということになります。


まさに雪だるま式で、愛の破局スパイラルの中へズッポリ。


狼少年は言いました。

「オレのことを信じてくれよ」


村人は言いました。

「おいおい、いつも嘘ついてるのに信じろっていうのかい?」


狼少年はみんなの言っていることに驚きました。

自分が嘘をついている?

狼少年は村人にこう言うでしょう。

「僕が嘘ついてたって?あれは冗談なんだよ!嘘じゃないよ!だから一回も僕は嘘をついてないんだ」


村人は怪訝そうな顔をしてこう答えるでしょう。

「騙されないぞ。そうやって嘘をついて何の得になるんだい?私達は君のことが嫌いじゃないんだ。でも騙されるわけにはいかない」


僕は。

僕は。

僕は。


嘘じゃないんだ。

伝えたいことがあったんだ。

直接言えなかったんだ。

嘘、だなんて。


信じてほしい。

僕は、すぐバレルような嘘しかついてこなかったはずだ。

それは、本当の意味で「嘘」じゃないだろ?

嘘じゃない、嘘。


嘘である嘘をついたことは今まで一度だってあった?

僕は、いつもみんなに分かる

すぐに分かる

一目で分かる


嘘だけを


ついてきたんだ。


それが正直ってことに


ならないか…???


だから信じてくれよ。


狼「お前ら、人を信じてやれよ。ま、美味しそうだからいただきまーーーーーーーす」

ガブガブ。ゴックン。ゲプ。





ちゃんちゃん。

みなさんも狼に食べられる前に本音を適した言葉で伝えましょう。

ちゃんちゃん。





チョビリッチなんて友達いないんですけどっ!


どうもー。メロメロパークの友達ふえねぇなぁー。

ま、いいです。

大学行って、バイトに行って、帰ってきてテレビを見て、遊んで・・・

どこに新聞読む暇があるんですかっ!!!

ああ。読みます。

目をつぶってチラっと新聞をめくる。

これだ、これでいいや。


今日の記事は『ネット版「不幸の手紙」』について。


いわゆるチェーンメールですね。

これ、単に悪戯とかのチェーンメールとかなら、ハハハ、と笑って済ませられるのですが、

個人の中傷は正直キツイです。

それが中学生とかならなおさら。


ただでさえ周りの噂とかが気になる時期にこんなメールが学校中、さらには学校外にまで回ってたら、自殺したくなります。

その内容とは、


「〇〇のウザさを教えてあげる。超ブリッコで万引きしたり整形したりしてるよぉ。このメールを最低二人に送って。送らないと仲間とボコしにいくよ!」


中学生に匿名性のネットを与えることは、悪、です。


さて、チェーンメールなんですが、大人でもあっさり騙されます。

僕の友達なんかも「アメリカの国防総省に、戦争をやめてという署名を送ろうとしています。名前を書いて次の人に送ってね」みたいなメールを僕に送ってきましたね。

ご丁寧に本当の連絡先が書かれているわけです。

いや、こういうチェーンメールがそこに送られるとサーバーとかパンクするし、署名で戦争なくなるわけないでしょ?


よく考えてよ!!!

さらには「鉄腕ダッシュでメールは日本一周するかとかいうのをやってます。何人に回してね!」みたいな。

イヤイヤイヤ。そんなはた迷惑な企画しないでください。

日本一週の意味わからないですし。

と、散々文句言ってきたのですが、

このようなメールはココロの隙を巧みについてるんですよ。

だから騙されてしまうんですね。

そして、あと何人に回さないと不幸が訪れるよ、みたいな内容にも人は弱いですね。


子供のときは、そういう未知のものに抵抗力がないのも事実です。

何か信じさせる魔力が働くのです。

紫の鏡とか、トイレの花子さんとか、理科室とか。

理屈で説明できないことは全て、未知なるものとして、存在するものとして、彼らに降りかかっていくのですね。


この世には不思議なことなど何もないのだよ(by京極堂)

だなんていいたくなっちゃいますね。

さて、こんな恐怖のチェーンメールの対策はというと、


転送先の専用アドレスの用意!

うーん、どうですか?

つまりは「十人に送らないと!」と思った人用にアドレスを十個用意しました、ということです。

これを用意してしまったら「不思議なこと」を認めてしまったかのようではないですか。


ここで僕だったらこうしますね。

僕だったら対策として次のようなチェーンメールを送ります。


「これは、あらゆるチェーンメールからあなたを守る無敵のチェーンメールです。困った人を助けたいと思うみんなの気持ちがこもっています。あなたも想いをこめてあげてください。この想いが直接効果を成すことはありませんが、あなたの想いは困っている人を助ける力となるでしょう。さあ、あなたは救いたいと思った人にだけこのメールを渡してみましょう。そのとき、あなたの励ましの言葉が必ず必要になります。どんな不幸のメールにも絶対勝てます!では、あなたのメッセージを最後に書いて送ってあげてください!」


とな。

これだったら、チェーンメールでも優しい気持ちが必ず届くのではないでしょうか?

チェーンメールで悩んでしまう人は、言葉に負けているので、


言葉で救ってあげてくださいね。



・・・いやぁ、こんな真面目な日記書きたくねぇなぁ。

一発目の今日の記事は「コボちゃん」からです。

はい、勘のいい人もよくない人も察しがついたと思いますが、

僕がとっているのは読売新聞っすね!

お金払っているのに新聞をマッタク読まないものですから、無用の長物どころか玄関に新聞束の塔を形成しているほどであります。


さっそく新聞読もうとしたのですが、

新聞アレルギーが出てしまいましたので、コボちゃんでお許しください。

だって読みたくないんだもん。


さて、コボちゃんと言えば起承転結があり、読んだ人を笑いの渦に誘うという四コマ漫画ですね。


まず一コマ目


おじいちゃんとお父さん、そしてコボちゃんの三人が居間にてテレビを食い入るように見ています。

テレビからは「フランスの暴動・・・」と告げるアナウンサーの声が。


センセイ、質問です!

フランスで何かあったんですか?????

新聞を普段読んでいない僕には分かりかねます。

しかし四コマ目まで読んだとき、何かが分かるのかもしれませんね…


次いで二コマ目


三人に加え、さなえ(お母さんですね)もテレビを見に来ました。

テレビからは「クルマが何台も焼かれ・・・」という声が聞こえます。


おとうさん「心配ですねー」

おじいちゃん「ああ」


・・・

だから何があったんですかね?自爆テロでしょうか

クルマが何台も焼かれるということは、暴動ですか?

それとも連続殺人犯ならぬ連続車放火犯の登場でしょうか?

胸躍る展開です!

次が気になる…!!


そして三コマ目


おじいちゃん「むこうにいる日本人が何事もなければいいけど…」

おとうさん「エ…エエ…」


・・・

話が全然すすんでねーーーー


キツイゼ。

何があったんだよ!

普通ならこのへんで興味がなくなってしまうところですが、最後に期待。


ラスト四コマ目


舞台は台所へ。

お茶碗を片付けるさなえはお父さん(名前は失念しています)に毅然とした態度でこう言います。

「ボージョレヌーボーがちゃんとくるか心配だっていおうとしたんでしょ」

しょんぼりして、目を臥せたお父さんは

「ウン」

と一言。


あ、あ…



甘ーーーーーーーーい!

いや、オチがね。

この夫婦の生活が甘いとかでは断じてありません。

なんでこんなにツマラナインダー。

ぷんぷん。


今日得た世界のかけら

 ① フランスで何か事件がありました。

 ② ボージョレヌーボーはどうなるのか!?

次回はこのへんに触れていきましょう。

明日の新聞に載っていればな!

やさしさ、とはなんぞや、と常日頃思う。

僕に やさしさ なんてないとも常日頃思う。

簡単に冷たい目をこしらえることができる。

僕はどんどん冷たくなっていける。

だから、少しでいいから、何でもいいから、

僕に何かを向けてくれれば、

僕は、もう少し暖かくなれる気がする。

自分というものを必要ないと思っている僕は、

自分の為というのでは変わっていけない。

だから少し、その何かを。

何かを。

何でもいいから。

その何かを、僕に向けてほしい。

僕は人生というものに飽いていた。

毎日、同じことの繰り返し。

そして最後には、おつかれさまでした、と誰かに言われることもなく消えていくのだろう。

もし、誰かがおつかれさまでしたと僕に向かって、そう僕に!、言ったとしても、

僕はこんなセリフをさらりと言うのだろう・・・


「別に疲れてねえよ」


-おつかれさまでした

この言葉の意味を侮ってはいけない。

ビッグカメラで一瞬だけ働いたことのある僕は、この言葉の裏に潜む意味を知っている。

なんとそこでは社員同士で「オツカレサマでした」などと言ってはいけないのだ。

その理由は何か。

「別に疲れてねえよ、仕事ってのは楽しいものなんだよ、こら、わかってんのか、こら」

だそうだ。

では、どう挨拶すればいいのか?

そこでビッグカメラは画期的なアイディアを出すことに成功したのである。

その挨拶とは・・・


「ご苦労様でしたー!!!!!」


・・・

ゴクリ。

すごい。

この発想の転換!

というか、転換しすぎて一周しちゃったYO!みたいなノリ。


「別に苦労してねえよ、なめてるのか!仕事ってのはなぁ(ry」


などとは口が裂けても言えない。

言葉には時代に即した意味があり、ご苦労様でした、「あなた、ひょっとして、苦労しましたね・・・ふふふ、がんばりましたよ」なんて言葉どおりの意味ではなく、「もう仕事終わったんで僕帰ります、じゃねー」みたいなもっとも理解しやすい意味で捉えた方が良いのではないだろうか?


ビッグカメラみたいなことをいつも言っていたら、

おはようございます も「別に早くねえよ」と一蹴され、

上司に間違えてお前!とか貴様!とかいってしまったときも「昔はこれが敬語だったんですよ、にやり」なんてごまかしが効いてしまうことになる。


それは物事の本質を一つも見ることができていない盲目の徒の如し。

彼らはいつも下を向いている。

上を向いたかと思えば、視線は焦点を見失い、中空をさ迷い、耐え切れなくなり、破裂する。

縛られるな!


でも、僕が死んだとき、

「お疲れ様」と言う人があるならば、僕はその人に照れ隠しの意味を含めて、

「別に疲れてねーよ」

などと言ってしまうんだろう。

本当の気持ちを隠したい。

そんなとき、

こうやって、言葉の揚げ足をとりたくなるのだと、


僕は思う。

恋は盲目。夢は失明。愛は網膜剥離。


*「別にお前のことなんて好きじゃねーよ」

*「お前、それ、似合わねえよ」


久しぶりに、というか、人生初。

車に轢かれてみました。

なんというか交差点で、ちょいと、ハネラレタ。

ズサー。ズポーン。ズザザザー。


僕の自転車は左側のブレーキが効かない。

そしてそんな状況の中、容赦なく右手に物をもっていたので、それはもう容赦なくハネラレタ。

むしろ僕が容赦なく車に突っ込んだ。


交通事故にあった人は、その事故の瞬間、時間がスローになる、はたまた、走馬灯が見えるなんて話がありますが、僕の場合は何も起きませんでした。

一歩間違えば、死んでもおかしくないこの状況のなかで、やたら意識は鮮明。


まず交差点。

交差点を飛び出すと、車が視界に入る。

右から左へ。

あ、これ、ぶつかるねぇ。

とまず考える。

が、肝心のブレーキが効く右手は物を持っているためにふさがっている。

やれやれ・・・


ずざざざざあー


とこんな感じ。

スローにもなりやしない。

ただハンドルを曲げたことにより、衝撃を受け流したに違いない。

自転車の籠は曲がったけども、僕は右半身を軽く痛めただけですんだ。


ここで大事なのが、ぶつかった車の方。

そう!

僕は思い出した。

最近巷で話題の電車男なる存在を。


もしこの車の運転手が女で、もしも、もし!

僕が「大丈夫です、ぜんぜん痛くありません、つきあってください、めしどこかたのむ」

とでも言えば、

恋に発展するのではないだろうか!


キターー


ドキドキ。

さぁ、運転手は・・・!!


「こらーあぶねぇだろー、だめだろー、とまらなきゃー、だめだよー」


・・・

あぼぉん。


「ごめんなさい。本当に迷惑かけました。すいませんでした」


とりあえず、謝罪する。

これは本当の気持ち。

すいません。

もう帰りたいす。


運転手は名言を残して去っていった。

「けがと弁当は持参」


僕の心にそのセリフは刻まれ、僕は二度と自転車乗るときは物を持たないぞ、と決意した。

その運転手に感謝し、生まれ変わった自分がそこにはいた。


そして帰宅して、電車男を見た。

電車男きめぇ。

どうしようもねぇ。


人間的に嫌いだ。

そう思った。


とりあえず、僕は自転車男さんにはなれなかったわけで、少し切ない、七夕を過ごした。

生きててよかった。

好きだよ、僕の好きな人。


動物を飼いたい!好きだ!と思ったときのとある二人の会話


①猫編


「あー、あの猫かわいいー、ほら、もふっとしていて、もう、かわいいー」


「ほんとだー、かわいいねぇ」


「うわー、あくびしたよ!あくびー!うわー、目に入れても痛くないってのはまさに猫のことだね!」


「あーわかるわかる。目に入れたら瞬きするたびに猫がうにゅーっと締め出されたりしてかわいいよねぇー」


「うわー、寝始めたよ!かわいいー、丸まってるー。もう、食べちゃいたいぐらいかわいいよねー」


「あーわかるわかる。焼いて食べちゃいたいよね」


「・・・本当にわかってるの?」


②鹿編


「ねー、私、なんか動物飼いたいんだよねぇ」


「へー、どんなの飼いたいの?」


「鹿!鹿ってかわいいの!」


「え?どこが?」


「えー、わかんないかなー。鹿のウンチってかわいいじゃない!ぷりぷりぷりっ!」


「あー、そう・・・」

③パンダ編


「知ってる?パンダってもとは肉食なんだよ?」


「え、笹ばっか食べてるから草食だと思ってた。意外ー。どうして今は笹だけ食べてるの?」


「パンダって昔はいっぱい動物とか殺して食べてたんだけど、あるとき若いオスパンダが気づいたの。僕は生きているものを殺して、それでなんで呑気に生きていられのかってね。いや、僕というものはそもそも存在しているのか、僕って本当は存在していないんじゃないか、ってね」


「ず、ずいぶんと哲学的なことに気づいたんだね」


「でね、あるとき気づいたの、コギトエルゴスム。「我思うゆえに我あり」「パンダは考える笹である」って!」


「パンダって賢いんだね・・・」


「そうなの。だからパンダって笹を食べてるんじゃなくて、考える笹なの」

④カブトムシ


「カブトムシ飼いてぇー」


「あー飼いたいね。なんたって角がかっこいいからなぁ。キシキシ!」


「でも、サイズはもうちょっと小さいほうがかわいいよねー。」


「そうそう、もっとミニサイズだったら、愛くるしいねぇ。コクワガタぐらいのサイズでさ」


「うん。それでさ、もっと素早く動いてたりしたらかわいいのにね」


「なぁ、俺らってなんでゴキブリ嫌いなんだっけ?」


「・・・角がないから?」







「なんでかにゃー?」


僕は野良猫。

毎日楽しく、きままに生きている。

そんな僕がある日出会った猫は、

綺麗な毛並みと、かわいらしい顔立ちのキュートなトラ猫だ。


僕は散歩中だったので、彼女に「こんにちは」と挨拶をした。

天気もいいし、たまには知らない子とコミュニケーションをとってみるのも悪くはない、と思ったんだ。

彼女は笑顔で「こんにちは」と返してくれた。


僕は彼女に「名前はあるんですか?」とたずねた。

野良猫の世界には「名前」なんてない。

だから、普段見かける猫は名無しであって、会話をするとしても「いやぁ」とか「はろー」とかそんな挨拶から入る。

僕にだって名前はない。

名前を持っている猫ってのは、人間に勝手になづけられて呼ばれ続けるうちに、自分はこういう呼ばれ方があるということを知っているだけであって、それが自分の何かをあらわすなんて思ってもいない。


僕らにとって、名前なんて意味はないんだ。

呼び合うこともないし、馴れ合うこともない。

遊ぶことはあるとしても。

でも、僕は彼女に尋ねてみたんだ。

彼女は「『サクラ』と呼ばれることもあるし、『ミャー』と呼ばれることもあるわ」

と答えた。

そして「名前なんて猫に聞かれたのは初めてね」

と笑った。


サクラ。

ちょうど、空を見上げると満開に咲いている桜の木。

ピンク色の桜と、灰色としろのトラ模様の彼女になんら共通点はない。

でも、『サクラ』


「じゃあ僕も君のことを『サクラ』ちゃんと呼ぼうかな?」


「ふふ、私とあなたは毎日会うこともないのよ?会ったとしても忘れてるわ。私、三歩歩くとたいていのことを忘れちゃうの」


「はは、僕もだ」


「でも、サクラ、サクラと人間が私を呼ぶのは嫌いじゃないわ」

彼女は空からひらひらと舞い降りてくる桜の花びらを、ひょいと振り払って答えた。

「人間に私たちの区別がつくのかしらね?私と同じ模様の猫がいたら、彼らはその子を『サクラ』と呼ぶじゃないかしら?」


「きっと、そうだね。人間は僕たちのことを区別できないんだ。もしかしたら自分たち自身のことすら区別できないんじゃないかな?だから名前が必要なんだ。そして、彼らは群れを成すから名前がないと不便なんだ」


「私達って自由ね」

「うん、自由だ」


「ねぇ」


「なぁーに?」


「もし、君が僕と毎日会わなきゃいけなくなったとして、僕と話すには「名前」が必要だってことになったら、君は僕になんて「名前」をつけてくれるかな?」


「ふふ。お馬鹿なことを考えるのね。そうね、『権兵衛』なんてどう?」

「ははは。結局、僕が今度君にあっても、また「名無し」のまんまだ」


それが猫ってもんなんだ。

遠い地で僕が彼女のことを思い出しても、

「サクラ」

なんて言葉は思い出せない。


でも、

僕のことを覚えてもらいたい、って感情を持ってしまったから、

名無しの権兵衛も悪くはないな、と思った。