いろいろな土地に行くようになって気づかされることがあります。
先日Twitterで、若者の結婚離れがトレンドに入っていました。私は本当にそうなのかな? と思います。
私が52歳で未婚なのは、正直にいうと大人になったら結婚するんだろうと思っていたんですね。みんな年を取ったらそういう相手と出会って結婚するものだと。
だけど年を取っても残業の多い職場にいたら誰とも出会わないし、休日は寝ているだけ。
がむしゃらに結婚したいとも思わなかったのと、年収が低いので結婚相談所に入れるお金もありませんでした。
結婚したいと思う相手もいましたが叶わず、付き合った人とは到底結婚できる条件ではありませんでした。(無職だったり女性にだらしなかったり)
今は営業職で様々な人に会いますが、その中に「こういう人好き!」という人がいるんです。相手ももちろん仕事ですから優しいし丁寧だし、本当の性格ではないかもしれませんが、この前の和歌山出張でもそういう人にお会いしました。
当然みなさんご結婚されているので恋愛の対象にはならないんですけどね。
この年でタイプがわかったんですよ。だって今までそのタイプの人に会ったことがなかったので。周りにはいないタイプが私の好みでした。
ボーッとしてるようで、仕事はかっちりやる人。雰囲気はとにかく優しい。気も弱そう。
「印象に残らない普通の人だね」と、友達に言われました。
私とは真逆な人種だと思います。
同じタイプの人が集まるので、ここは盲点でした。
でも、今出会っても遅いんですよね。
だからといって結婚しないと決めてるわけでもないんですよ。
Twitterの反応は、「今は生き方を自分で選べるけど、昔は周りからの圧力もあってしたくなくても結婚したって人もいるのでは?」というのもあってなるほどな、と思いました。
そういう意味では私は決定権を自分に持たせてくれてありがたい時代に生きてるのかもしれません。