信頼されがちな基幹のサーチエンジンから、拡散されデフォルト化する迅速っぷりが、AIにより信憑性みたいに広範化を助けた結果、「間違い」がうんと早く、しかもそれっぽく、触れ回ってしまった事実。
AIも論拠をネットに置く以上「より多くがそういってる」という漠然を、機能の生業にしてるから「多数」に軍配を上げちゃうに過ぎないってことですね。
ネットがそういってるから、そうなんだ・・・ではまずいってことがここに出ています。
ネットの一般化で「それっぽい」に軸足をおいて過ごさなくちゃならなくなってるのって、昔よりも「不確定っぷり」が上がってる気がしていました。確証の持てないことを、行動原理の原因に据えなくちゃならないのが「有事」の時、しちゃった決断で「人生の岐路」になることがあります。
この「大きなサイズの誤情報」の見抜きとか、「起こり得る」の上に「あぐら」をかく私たちは、思ってるより脆弱で、揺らぎのある情報しか持てないのかもしれません。
あくまでも「参考」にしておくのだと、念押せるのは自分だけになりますものね。

