ダンジョン飯のマルシル声優の巧みが冴え渡る | アメブロなpandaheavenブログ

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最近漫画の先生始めました。
好評です☆

写真を撮ったり映画を見たり。でもやっぱり普通が一番!
みんなも無理しないでね!

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実際千本木さんの芝居の秀逸さは「ため」の演技、「声に至らないまでの、思わず溢れ出した声」「セリフ以外のニュアンスを吐息で表現」「咄嗟の感嘆符のときの外さない上手さ」が尋常でない。

 

キャラクターの根っこを押さえた上で、上澄の部分の奥底に、「たぎってる」マルシルがちゃんと鎮座してる。

 

アニメでリアルなものは音楽と声優と庵野秀明さんがおっしゃってましたが、漫画原作がある以上、イメージは漫画に順守されるにしても、そこからの派生・拡張をアニメは果たせます。

 

事実この動画のように、海外のアテレコ声優さんが、従来なら自身の遍歴の一つの主張のための「余白の声優業」みたいなものだったのが、ギークたちの「許さなさ」にも焚き付けられてか、「日本のアニメのニュアンス」導入を躊躇わなくなったのは幸いです。

 

コンプライアンスにがんじがらめで自損していくディズニーや、アニメにコンテンツとしての威力が産業化までに慢性化しなかった世界において、日本だけが「周囲を配慮しないで、遠慮なしに、無尽蔵に謀(たばか)った」ことでブレイクスルーを果たした。

 

この自由さと「楽しくしてやるんだ!」に富んだ精神性は、多分日本政府が目論むような「コンテンツ産業」誘導には乗れず、あくまでニッチに、「自在さとモチベだけが命」を死守していねば、成立が適わない。

それは以前から岡田さんも制作現場側からの至言でうまく言い表してくださっています、

 

ここまで業界側だけ側からだけの踏ん張りで世界基準を勝ち取りつつ来たので、どうか政府とかじゃまだてとか、上澄とりにくんのは勘弁ください。細々と、けど守る方針だけで是非に。