(これは数十年前のエッセイです)
あらかじめ申します。特に当作品のネタばらしでもなんでもなく、🐼のエッセイでしかないのです。
スッゲーツボに入っているので、なにがなんだかのまんまエッセイ書くので、そのおつもりで、おつもりでね。
あははははははあははっ。
あっはっはっはー!
見たよ。疲れてんのに2度見たよ。
あははははははははははは。
ここんとこのガイナックスすっかりなんだかどーもだったからなんつーか、ホラ、あの。
あははははははははははははははははは。
なんかうれしかったよ。
なんか、なんかね。ホラ。
学生の頃、ビデオデッキのある子の部屋で映像学科の男どもが7~8人でレンタルビデオで借りてきた「トップをねらえ!」をみてて、最初「あー・・・」って感じのムードだったのが、しだいに面白くなって、中田が「うかつにも面白かったな」って言ってたあの台詞思い出したよ。
つっかさ、
ガイナックス20周年なの?んま。(注:執筆当時)
岡田さん抜きでトップ作るの?おおおー。すげー。へーって思ってたら、鶴巻店長・・・いや、監督はちゃんと「ガイナックス」のエッセンスを出してくれててね。なんだかとってもハッピーなんさ。
つっかさ、つっかさ、ほら、ガイナックスびより、っつーか、ガイナックスらしさ、っつーか。
昔は1作ごとにバチコーン!とものすげーカウンターパンチめり込ませてきた会社だったもんで、ヒーヒーゆうてましたもん。
ゆうてましたのに、ここんところ、なんだかちょっと上手な作品ばっかりで困ってたんスよ。困ってたんスよ。
でもさ、ホラさ、ガイナックスってのはさ、感性ゴリ押しでバカでバカでしょうがなくって、しょうがないまんま「わー」って叫んでるところが生来のガイナックスだったじゃない?
岡田氏の無茶に「きぇぇぇぇぇぇぇ!!」って叫ぶ庵野監督、っていう作品だったじゃない?トップって(多分)。
そんでさ、やっぱちょっと「2」は今んとこおとなしいんだけどさ、なんかね。
その画面の中にね、スッゲーいいものがつまってる予感を直感したんだよ。
したんだもん。
したんだからもういいの。
すごくない?
うれしくなんない?
なんか、ガイナックス、忘れてなかったカモー!ってね、ほら、ここんとこ、うんと我慢してたもんがさ、わーって花開く感じっつーのかな?
いや、作品そのものじゃなくてね。
エッセンスの話。
監督さん、きっとちゃんとわかってる。
ガイナックスって会社がその立脚点を「オネアミス」というよりも「やっぱりトップ」って言ってる感じの方をとった、そのすがすがしさ!!それがスッゲーうれしくってね!!
お茶会なんてのがあった時代のゼネプロからさ、ガイナックスのやってきたことを思えばさ、
ほら、いま、商業の中の会社でさ「そりゃないんじゃない?」てことをノーノーとやっていい会社ってもんがあるのなら、それはガイナックスなんじゃない?
それがさ、なんかさ、今回のトップには少しづつ、にじんでる感じが直感できたの。
つっかさ、
俺がさ、
もうさ、
ホラ、
こんなに喜んでるので、もうなんだか十分なのかもしんないや!
だってさ、まるっきり思い出したよ。いろんな感性。
プリプリ思い出したよ、あん時、ああ思った、こう感じたって自分がもの作りに血走った時の、血潮がザブーン!!ってな!
ガイナックスがどう、じゃないのかもしんないけど、俺ん中の回路に「ガイナックスしか火を入れられない部分」ってのがあってね、そこにね、今日ね、ボフッ!!って点火したよ。
こんで十分だ。動くぞ、放つぞ、走るぞ。ばっかやろー!うれしいったらありゃしない!ガイナックスがやっぱりガイナックスだったよ。
たのむぜええええええええええええええええええええええええ!!!
あはははははっはあはっははははっはははっはははは
笑いがとまんないや!うれしくってね!!
坂本真綾さんとガイナックスがコラボるとはね、すげっ!
なんかうれしい会社だよ、ホント。ジブリでもサンライズでも押井でもゴンゾでもボンズでもたどり着けないところにガイナックスは着地するんだよな、いつもな!いつもな!んでもって忘れてない。すげ!!
終わり!!よし!
P.S
令和の今、岡田さんの著書「遺書」を読んでます。リアタイでトップを見れた時代のありがたさを噛み締めてます。