戦争が日本で起きてった時、時代そのもののほうがぶっ込んできたものの方が、そこで過ごすことになった世代のみんなが抗いようがなく、なすすべもない中で、大人をする期間だった人らは、「言ってたことの真逆」をせざるを得なくなった。
「国のために死ね」と日本はかって国民に言い放ってきた国でした。それを「夢をもて」としたのは手のひら返しに見えるのは、誰にも同じ感慨を抱かせるでしょう。
言いたいのは「日本はずっといい国だった」訳でもなんでもない。おかしい時期もあったし、間違った強い方を国民に見舞った国でもありました。
ですので、その都度都度の中で正すことを、声を上げてくことを、怠らないでいることが肝心なのですが、私達は得てしてそれを流してしまいますね。
なにかが、こう、正しい、であり続けるものがあるわけではありません。
ただ、上に挙げたように「都度都度」でおかしくなったものを、おかしいとするのが「流しやすくなってる」現状が、「かつてしくじった」景色に大いに似ている、とは思います。