トルコ南部とシリア北西部で2月6日、マグニチュード7.8の地震が発生。ガレキに挟れたジナンさん(5才の姉)は、弟(生後11ヶ月)の頭を腕でかばいながらの言葉。
とっさに生き続けるための言葉は、自分以外の命を救いたい一念で発せられた。
瓦礫の下敷きのうちに、お姉ちゃんが「生き残る」ためにこの態勢のうちに言い添えた言葉。
自身が孤児になるさなか、守れた血縁の弟をかばいながら、生きる方向を放つような言葉。
職業としてのメイドなんて言葉じゃない。自分の身を、人生を捧げるから弟を、私を助けて下さい、無為に頼んでません、メイドになりますから、というバーターまで申し出ている。
この子たちの未来に明るい光が射しますように。