薪ストーブは火力が「押し寄せてくるボリューム」が伴ってます。
石油ストーブは利便の良い火力です。
私も目の当たりにするまで、電力でも石油でも暖がとれて済むならどれでもいいではないか、なるコンビニエンス着想が身に巣食ってました。
ここから脱するのは、本当に目の当たりに薪ストーブを体感し、その強烈とか否応のない良さをまとうことで「知る」程度だったものを「分かる」までねじ込まれて、ひれ伏すんです。
煮炊きできる、全体を温める、火力を直に扱いもするがコントロール下におけている。
これらがストーブのいいところですが、ここには『質』に関する記述が取りこぼされがちです。
薪は押してきます。見えないなにかが、火炎以外のなにかがぐいぐい押してきますし、体内への届き方も深くて威力を体感します。爆発にたとえますと(どんな例えや)石油ストーブの暖は「切力」まではわかる暖でありますが、薪ストーブのそれは「押力」が伴いかぶさってきてて、ボリューミィになります。
あったまるには表層的なのと、内実的な満足があるものがあります。
暖の規模としていうのなら、ホッカイロとストーブくらいの違い、があります。
そして実際、薪ストーブのうちでも、燃焼効率の高い効果なブランド薪ストーブってのは尋常ならざる良さがありました。実際見やってもそう感じます。そして維持し使い続ける際のメンテナンスの良さも図抜けて采配が行き届いていました。
いいもの、触れておくべきですね。あるんですよ、いいもんが。