「1戦1戦勝ちあがっていくわけです」蜷川幸雄と安藤忠雄さんがNHKで話してた言葉。
「人間がだんだんと心の中から怒らなくなってゆくんですね」「成功が年をとらせるんですね」
「がむしゃらやないと生き残れない」「生々しくぶつからないと、シェークスピアなんてできないんですよね」
安藤さんの言葉は番組や時期を問わずにいつ聴いてもどきどきする。上のふたりとも、いったん怒り出すと烈火のごとく怒りまくるそうだ。
そう。怒れなくちゃ。たっぷりとね。怒ることを手抜いちゃいけない。そして「自分の戦い方」を早めにみつけなくっちゃ。人生は異種格闘技なんだから、自分の戦い方を知ってなくちゃいけない。
戦わない、ってのはない。どうしてもくるものなのだ。ただ、相手と同じ土俵にあがるまでに、備えておけるものがある。そして、やってくる戦いは、いつもトーナメント。
たった1回の勝負が負けられない。だから、一生懸命なだけ、じゃ、足りないのだ。