お墓づくりは戦後のブームだったなる記事 | アメブロなpandaheavenブログ

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最近漫画の先生始めました。
好評です☆

写真を撮ったり映画を見たり。でもやっぱり普通が一番!
みんなも無理しないでね!

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この記事読んでから、すぐさま母に、母世代以前の頃のお墓事情を聞いたら、なるほどその通りだったことを知りました。

物語の中には、遠い地方の寺にある墓を東京の墓に移そうとする事例が登場する。元の墓から出るための「御魂(みたま)抜き」が30万円、檀家を離れる際の「離檀料」が150万円。お寺の住職にとって「墓じまい」は死活問題であることは承知しつつ、見えぬものに払う金額の高さに驚愕する。

ブッダ自身は死に関わることに僧は関与せずにいよとしたわけですし、日本の葬式仏教などと揶揄されがちなしきたり風習ですけれど、🐼自身、父の死後そうしたセレモニーや促しに少なくとも救われた事実もあったし、残された者らが慰めとできる物理的なやりとりは、心を軟着陸させるのにいいものだとは思えました。ただ、まあ、記事の通り、いろいろ高価ではありますが。

「結婚すると男性の名字を名乗らされる女性が96%います。昔からほとんど変わらない。女2人姉妹や、女1人っ子の家の名字がそれで消える。夫婦別姓でどちらも残っていれば、お墓はどちらも残るけれど、(現状では)女の家の方の墓ばかり消えていく。その不公平さに、もしかしたら男が気づいてないのかなって」

制度的にそうなりますよね。そしてそのカウントに男は随分と見て見ぬふりを隠せてない。

言い方悪く罵りますけど、卑怯にも感じます。自身に問題が降り注がない限りは、着目も助力も不甲斐ないほど未着手を標榜していますから。

「最もお金がかからない、簡単な方法を考えているところです。元気なうちに遠慮なく、死んだらどうしてほしいかを話し合っておくべきです。遠慮なく、自分の姑だろうが、『死んだらどうしますか』って聞いた方がいいと思います」

不意打ちみたいに「そうなっちゃう」が多々ありますから、事前にわかってなさが仇になることを死後に悟らされます。捨て置けない話だし、落とし所が当人不在で有料めいてつきまとうわけですから、いざこざの材料になる。懸念でいっぱいですよね。

地方の過疎化と少子高齢化は、「墓守」の不足を加速させている。宗教学者の島田裕巳さんは、骨を引き取って墓に埋葬するという習俗自体、戦後の高度経済成長期以降に広がった一種の“ブーム”だったと話す。

「ブームというものは残念ながら必ず終わる。その結果が『墓じまい』です」(島田さん)

 それまで供養の基本は仏壇に祀る位牌だった。戦後、地方から大都市への人口の流入が進み、都市では火葬が主流であること、墓石となる石材の輸入が可能になり石材の研磨技術も上がったことなどが「お墓ブーム」へと繋がったと島田さんは見る。

「後継者がいないのなら早い時点で『墓じまい』をした方がいい。墓参りに行った時や、親族が集まる年末に話し合ってみては。敷居は確実に低くなっています」(島田さん)

 墓に代わるものとして「納骨堂」や「永代供養墓」という選択肢もあるが、懸念もあるという。

「納骨堂はメンテナンスが大変だし、募集に失敗し潰れてしまったところもあります」

 そこで島田さんが提唱するのは「0(ゼロ)葬」だ。「通夜や葬儀は行わず、遺骨は火葬場で処分し、お墓も不要」とする、新しい弔い方だ。

「自然葬、散骨も選択としてはありますが、火葬した骨は実は強固で、簡単には自然に還りません。それなら、火葬場にすべてお任せして引き取ってもらう方が良いです」

普及してない概念なので現状で記事のような選択肢を望めるのか、見通しが怪しいんですけれど、実際問題「後継者不在」さに、よその話ですが、生前にお墓の準備までしておきながら、使わずじまいの墓じまいの話を聞いたことがあるって母から伝え聞きました。

そうか、ブームとしては見立てられたことがなかったわ。

 

そうよね、残された側がそこに思い馳せられないのなら、亡くなってる当人は好きにしてくれて良いよが大勢な気がします。

話し合えてないよね、親族ってのは口出しをしないで済まさせない難しさがあるからね。

そのどの発言もあながち間違いじゃないのが、また、ね。うん。