(これはウン十年以上前のエッセイです)
エッセイ、というのは日記に良く似てるような気がしてつい気安くつらつらといろんなことを書くものだと身勝手な解釈をして、アタリ・ハズレに我・関せずズケズケ書いてくつもりなのだ。
ところで”エッセー”というのは何かと今さら思い、辞書をひく。
エッセー(英essay; 仏語essai)形式にとらわれず、個人的観点から物事を論じた散文。また、意の趣くままに感想、見聞などをまとめた文章。随筆。随想。 以上「大辞林」より抜粋。
もとはロバート・フルガムさんの「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」なる本の、軽妙な文章に感激して、「よし、俺もエッセイだ!」などと、毎度の奮発気味躁状態で殴り書きを開始し、挙げ句に人に読んでもらわないと寂しがるというシミッタレタ根性のまま、こうしてネット上にアップしているのだ。エッセイの元祖モンテーニュも哲学コーナーにあった本にしてはおしゃべり系で面白く、こりゃあいよいよやっちゃる!と息巻いているのだった。
ちなみに私が推すエッセイイストは上述のフルガム氏。日本人は椎名誠、北杜夫が素敵だ。共に乱暴な言葉遣いや、片寄った知識の投入ポイントが興味深く、なんとしても皆様にも読んでいただきたい。それではみなさんごきげんよう。