「プラネテス」の中の台詞。
月生まれの女の子がハチマキ(主人公)に語ったことですんごく簡単な言葉だけなんだけれど、これでこの作品の
世界観が分かる。
月面の砂漠を海に見立てて、わたしの海はすごいでしょう?って走る女の子。
目の前で人の亡くなる風景を見ていたハチマキは神様はきっと人間なんて嫌いなんだろうな、って言ってた。
向き合うのが月面でも宇宙でも現実でもいいんだけれど、そこに照らし合わせて見えてくるものは、こっちの心に
準備したものが大半を占めてしまう。
たっぷり持ってないと、たっぷり見えてこないものがある。
「地球じゃ4等星までしかみえないんでしょう?」
この言葉に照らされている考え方はなんだかとてもまぶしいのだ。