ニューなのにキュー | アメブロなpandaheavenブログ

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最近漫画の先生始めました。
好評です☆

写真を撮ったり映画を見たり。でもやっぱり普通が一番!
みんなも無理しないでね!

(いつかの21世紀初頭のエッセイです)

 

中古です。中古なのです。中古なのにニューです。
わたしにとってG3などという「神様の落し物」的スペックのマシンはたとえ中古で購入するにしたって、おニュー(新)に等しい扱いで大事大事にかいぐりかいぐりします。

そもそも、世間のパソコン事情はなんだかせわしいにもほどがあります。
ウィンドウズとかいう種類のパソコンたちは2Gとか速さの単位をつかっているそうですね。カンケーありません。だって、うちはMacintoshなんですもの。

え?Macintoshだって1G越えてるの?・・・・・ンマァ・・・・人に断わりもなく、なんて速さになってるんでしょう。
ちなみにうちのMacintoshはパワーマック7200/120ってやつです。120ヘルツって速さらしいです。5年前当時までは「パワーマック」って名前だけでも神様に一歩近づけた威力がありました。そのなかでもエントリー機って位置付けのマシンでした。エントリー機ってのは入門機、ってことです。こっから入って勉強なさいね、ってやつです。

それが、いつのまにかCPUってやつが603、603e、604、604eとあれよあれよと弟分たちに性能で負け始め、「ジースリー!」とかいうもう750とかいう耳なじみのないCPUの名前がMacintosh雑誌に出始めてきたら、OSやソフトまでが当方を「見過ごし」はじめ、え、OS8.6すら入ってないの?あらあらあら、そんなのマシンじゃないね、的見過ごしが発揮され、昨今では「OS10特集!」などとMacintoshの本を読んでると「んー、なぁにぃ?そんなのたべたことなぁい」と痴呆のようなふりをしてしのぐまでに至ってたわけです。USBやらビデオ端子やら、かろうじてPCIスロットのあるマシンだったことで延命を繰り返してまいりましたが、ついについに、ビデオのパソコン編集を真剣にしたいと想うにいたり、うちの7200ではややガッツ不足、との結論に達しました。

ワケあって、2ケ月まえにも大阪にいってまして、そのパソコン相場の安さに膝をおりました(ガックリ、と)。買った当時、うちのパソコンは27万円でした。それが7800円になってました。5年で27万円のが7800円になってることは犯罪じゃないのでしょうか。どーもこの話しには裏に悪いヤツがいるような気がするニャー(壊れはじめた)。

くやしさついでに、「7200をG4にしちゃうわ」カードを発見し、うおう!こいつで問題一挙に解決ー!と思いきや、その店現在品切れ、と言われ、膝をおりました(ガックシ、と)。

そこでそこで大阪の中古市場で「せめてG3」環境を生み出そうと突入を敢行いたしました。そちらの知識に詳しい知人を伴い、それらしい店にグイグイつれてってもらいました。まずはG3DTの266あたりで2万ってのが気に入りました。ADB派のわたしにはピッタリです。
「これでビデオ編集できる?フルモーションでコマ落ちしない?」と問いますと「んー、バス周りが弱いんですよ。ハードディスクへの出し入れでコマオチとかするやもしれません」というので、代替案で「ほならUltraATA」で内臓HDへのお取次高速化を計ろう、という話しになりました。カードが5,000円くらい、HDが1万くらい。で、ビデオ入力にFireWire7,000円くらい。まぁ合計額が4万くらい。

ふむ、条件にはあってる。これでいいか、とおもいきや、そんな4万でしたら、もうすでにブルー&ホワイトのG3が4万で売ってる。それもバス周りは十分速いし、FireWire、USBもついてる、ときてる。つまり、ジャンクもりもりマシンよりは十分安心して使えますよ、って話しだった。ただし、ヤニだらけで、セキュリティーバー折れてて、マニュアル2冊ないよ、とふてぶてしいマシンでした。ふてぶてしい。

そんな中imacがもうすでに4万でDVまでいけるやつが売ってるのを発見。USBだし、FireWireだし、DVDまで見られる!拡張性ないけど。うう、さすがにこれはやめました。「蓋あけないで、なんのMacintoshか!」持論のパンダにはトーゼンの決意でした。

「PM8600プラスG4カード」で32,000円!というのもありました。
なに!PM8600ならCPU604eだし、今の7200より十分速いし、その上G4にもなる!おお、これはお得か?これはお得なのか?!とマシンの前で気炎をゴォォォォォ~と吐いていると、知人はしずかに「このカードでG4の時はビデオ入出認識できないことがあるんですよ」という。

少なくともビデオ編集をマックでやってるこの男がいうのだからたぶんホントなのだろう。ンムム、ンムム、危ないところだった。


PM8600にはあらかじめピンジャックがついてるから、ことさら気に入っていたけれど、実際のG4カードたちで、ガラスケースに陳列されているものが「4万」相場なのを想うと、たしかにこのPM8600とのセットなのに3万台、というのはうさんくささ炸裂である。
こういうとき、パソコン屋さんへはパソコンのわかる人といかなあかんよなぁ、と痛感する。

5~6件店をめぐって、きらんきらんなブルー&ホワイトのG3を4万で見つけました。これまでの情報内ではもっとも適切な買い物に想えたので買いました。もう、新品の様な扱いです。ADBもまだついてるころのマシンです。

要望してるだけのスペックを考えると、同じ値段の準備に対し、Macintoshはどれも4万前後の組み合わせをしてました。うまいことできてるなぁ。候補としては5通りくらいありました。最善の結果をひとつえらんだつもりです。

郵送費も1,000円というのでウハウハゆうて送ってもらうことにしました。
これまでG3の記事は悲しくって目をそむけてきてたくせに、今日からは一転「ボクサマはG3持ちなもんだから、G3についていろいろ知っておかねばならんのよねー」とハナモチならないオレイズムむきだしヤローに豹変しまして、イーサですとかネットワークはハブで、とか今さらなのに今から知らなあかんことにトキメいています。

知人にアップルトークにハブいりますね、といわれ「ほなら2つついたハブのんでええよ」といいますと「いや、そんなハブはありません」とふたつ返事いただいちゃうくらい知識に乏しいボクサマですが、まあこれまでもこんな調子でいつもスタートしてたから、なんとかしちゃえる
でしょう。ああ、楽しみ楽しみ。