MN@panderbird
「一度壊れると元には戻らない」40代から一気に衰える"最重要臓器"をご存じか #SmartNews https://t.co/e9War7U0mM
2021年07月24日 16:15
ECMOの記事ですね。ここ数年でパルスオキシメーター共々、名前の出回ったもののひとつです。
エクモの役割とは、弱ってしまったある臓器をエクモが体外で人工的に代替し、その臓器を一時的に休ませて回復や治療の時間を稼ぐことにあります。
なんだか世間的には「これで治してる」みたいな錯覚がまかり通っているけれど、「代替して休ませてる」だけであることを思えば、普段から自分が頑丈であることの方が重要だともっと強く認識できますね。
私が外科研修医時代、エクモの勉強でもっとも驚いたのが、含まれているガスが、二酸化炭素か酸素かによって変わる「血液の色」についてでした。
二酸化炭素を含んだ濁った血液が、人工肺を通過すると鮮やかで健康的な色に生まれ変わるさまを見て、「肺」がいかに健康状態に大きな影響を与えているのかを思い知りました。
記事あって知れることです。目に見える変化なのですね。肺胞が目詰まりを起すことを放置すれば、すぐに死んでしまうのが人類です。しかも、一回の破損で復旧はなし、という器官だそうです。免疫力の低下に肺の関与が伴ってるなんてしりませんでした。肺が機能しないとは、生きながらにして溺れるような苦しさです。可能なうちに強化しましょう。

