小さい町の図書館 | アメブロなpandaheavenブログ

アメブロなpandaheavenブログ

最近漫画の先生始めました。
好評です☆

写真を撮ったり映画を見たり。でもやっぱり普通が一番!
みんなも無理しないでね!

図書館を散策して、目の行った棚を見たら、「映画」と「演劇」のコーナーだった。映画については、少なくとも最終学府までいってるわけで、そこの棚にある文献はいかにもそれっぽいが、映画作りに役立つものでないことは見抜けるのです。でも、こういう図書館や、高校の図書館だけの情報から、私なりに「芸術大学」で映画を勉強する教材としてたのかと思い返してみる。

 

そもそも町内に映画館がない。映画を見て育ったというほど映画を知らない。アニメーションを作りたくて、映像を目指す。先生は「それじゃ理系か文系か分からん」と言い切った。その学科の先輩は少なくとも私の前10年間には一人もいなかった。やむなく「現代用語の基礎知識」などから、「専門用語」を抜き出しては書き出してみたり、ジブリの絵コンテなどを見て、タームを覚えて自分なりに絵コンテなどをかいてみたりしたっけ。

 

入学が叶い、映画を学び、時代はフィルムからビデオ、ひいてはパソコンでの編集などに映像技術は流転していく。幸い、パソコンの編集・ビデオ編集も「マシンの格差」だけで、モンタージュや絵面に代わりがある訳ではないので、応用は十分に利いた。それでも高校の頃の、あの「よく見えてない未来」を、よくも自分の地元の田舎町から臨んだものだと、我ながら称賛に値するなあと思った午後でした。

 

ここにはなんにも映画に役立つものはない町だった。私はこの町から映画を学びにいけた。幸いなことだったなあ。

思い出したよ。この町にいたら、狂うって、俺、思ってたんだっけ。