でないと 実は 誰も お前にも 頼れないんだ」
3月のライオン(3)林田先生の言葉より引用。
昨日も一人追い込んだ。不正をしてる輩がいるから、はっきりさせろと凄んで、なぐって、恥をかかせて、こっちは正しいんだからとひるまずに、ちからづくで進んでいたら相手は、もう、ぼろんぼろんだった
口元から血のようなものが筋を引いてたし、口の中で歯のぐらつく音をさせて、その子は涙目で、か細い声で言った。
「そんなことするはずないじゃないですか・・・・」
しないよな。お前はそんなことしないよな。
ごめんなさい。でも放っておいていいことなんだねーんだ。誰かが放っておかれたことで、お前たち以上に傷ついてるのを放置してることに手を貸しっぱなしをそのまんまになんかできない。
正義感なんかじゃなくて、あっちこっちに散らばってる、なけなしの虫みたいにちっぽけな存在の自分が、細い息をし続けてこられたように他の人にもそうした居場所を、ちっぽけでも作れるようにするためにうろたえ続けてきたんだから、フィニッシュまで泥まみれでブサイクでいいから、なんとかしてやろうよ
なんとかなればいいんだそんなもんで十分だよ。うまくなくても、きれいでなくてもいい。なんとかなってるだけでいいよ
「3月のライオン」読んでて林田先生の言葉は、フツーなんだけど、刺さりました。ひとりじゃどうにもならなくなる。放置も許してもらえない。
助けてよ
助けるからさ
それでチャラにしてよ
チャラにするからさ