世界の指導者たちは、それまでの「平時の選抜者」たちで成り立っていて、有事に適さない人が初期対応に向かうことになります。大いに間違うし、見誤りますし、仕損じます。被害が甚大になってから、ようやく有事の指導者が求められてきます。
指導者というものは「こんなもんでいいや」な方が都度都度選定されますけど、今回のコロナの惨状は実に明確に指導者のモチベーションが比例しました。
日本の場合、国民性が国を助けました。持ち出ししたのは政府ではなく、国民自身でしたから。10万とかマスクじゃ恩義に感じないんです。どっちも届いてないですし、間に合わせる仕組みもなかったままでしたから、業務怠慢です。民間だったら「責任とって辞任・退場」です。