いろいろ長く続いた規制が緩和されたところに、政府の偉そうな人が「気が緩んで来た」みたいな事を考えなしに言われた。どういうこと?
2月から続いた制約ばっかりの最中に「自粛」で応じた国民の多くが、やっとの緩和に心ほぐれるのは自然なことだし、「その雰囲気」の勢いを借りて上昇機運にさせたいがための「経済振興」でもあるはずの施策に、自らブレーキを放つとは如何なる着想のプレイ?
そもそも自粛しかなかった。自由意志。自腹も切らされて、仕事場ごと失う荒療治も甘んじて請け負ったのは市井の企業たちであり、一般家庭であります。身銭を切って耐え忍んだねぎらいも無しに
「(貴様ら)気が緩んで来てる」という、その言質の根っこに見える姿勢の悪さに、国民全般が憤る事が認知できないか?
コロナウイルスが気の抜けない大敵なのは十二分に理解していますが、政府の応じ方はやけにスタミナを欠いた、無礼で慇懃なものを頻度高く感じるのは、もうそこに意図が感じられるのです。慎重にあって欲しい。微妙なときなんだから。