我が家でトイレの掃除を普段しているのは、私(妻)の担当となっています。


掃除をする側としては、「可能な限り清潔に使ってもらいたい」という事で、座りトイレに移行してもらうべく以下の事を実践しました。



1.ネットから拾った飛び散り画像での図解も交えて何度も説明する

目に見えるよりも見えていない方が多いのが、便座の外側まで広範囲に広がる飛び散りです。


たとえ見えずとも実は床もスリッパも壁も、あわや手拭きタオルにまで飛び散っている可能性があります。


潔癖なタイプの夫なら画像を見せれば納得しやすいのではないでしょうか。


参考ページ ルックプラス まめピカ


我が夫は、「立ってするのが男ってもんだ」という謎理論を展開してきましたが…


ただの「なんかイヤ。変えたくない。」という心理的なものが一番の障壁なのかもしれません。

他人の長年の習慣を変えるのは一筋縄ではいかないのです。


2.立ってするなら自分で掃除しなさい!と叱る

これは案外我が家では効きました。


どれだけトイレ掃除をやりたくないんでしょうね。


そんなにやりたくない事をやってあげているのですから、もっと感謝してほしいものです。

ちなみに、タイトルよりはいくらかマイルドな話し方で提案しています。

人間関係においては言い方もとても重要です。(ここはいまだに練習中でよく失敗します。)

相手によっても受け取りやすい言葉は変わりますので、トライ&エラーで手を変え品を変え試していきましょう。

基本的には「アサーション」というコミュニケーションのやり方が有効かと思います。


↓参考図書


夫婦・カップルのためのアサーション





3.通販で買った「座ってしよう」系のステッカーを貼る 


我が家では、便座の蓋に大きいものを一枚。

さらに便座を上げた時に見える位置に一枚、合計二枚を貼りました。


こちらだと来客も気づいてくれますし、直接言わないので角も立ちにくくておすすめです。

コロナ後は、衛生面の観点から理解を示しやすいものになっていますし、デザインも良くなっています。

↓まず便座のフタに



↓さらに便座を上げた時に見える場所へもしつこく




4.立ってしている音が聞こえたら、「今立ってたよなあ?ああん?」と都度きちんとキレる



この間は許したのに、今日は許さない。

これは相手からすれば態度に一貫性がなく、意見に聞く耳を持たれにくくなります。


面倒ではありますが、立ってしている事に気がついたら必ず言いましょう。


なんなら、席を立ってトイレに向かうその瞬間に、座ってしてもらえるように伝えましょう。

後からキレるよりマシです。


嫌な顔をされるでしょう、仕方ありません。

それでも、あなたは一時的に嫌な顔をされるのと、この先ずっと汚いトイレを掃除する方と、どちらを選びますか?


もちろん、夫に掃除をしてもらえるようになればそれはそれで万々歳です。

しかし、座りションにすら移行しない方が掃除をするようになることは、正直難しいのではないかと考えられます。


また、話題として切り出すタイミングは早ければ早いほど良いと思われます。

付き合いたての、頭がお花畑している時期は比較的何でも話を聞いてくれますし、何年も一緒に暮らした後に急に言い出すのは、今更感があって受け入れ難いものになりやすいからです。



最後に:夫が立ってするのを諦めるまで、上記を続ける事が大事


古来、雨乞いが成功していたのは「雨が降るまで続けた」からです。


最後は根性論となりますが、相手がこちらのしつこさに負けて諦めるまで粘り強く働きかけましょう。


あくまで座ってほしいのはこちら側の希望であり、実際にやるかどうかはあちら側の意向によります。期待せず気長に取り組むことです。



ちなみに、座りトイレになると便座の外側は汚れにくくなりますが、便座のフチ裏が汚れやすくなるようです。それでも掃除の範囲が絞られるだけマシですね。

ちなみに我が家では後々トイレをリフォームして、フチ裏が汚れにくくかつ自動で洗えるタイプの便座の導入を検討しています。

そもそも、掃除などの家事類はなるべく誰もやらないで済むのが一番ですから。



以上、参考になりますと幸いです✨