「命の尊厳を賭けての戦いなのだよ、これは」(ガディ・キンゼー)
シャアがラーディッシュを後にするシーンからスタートです。
フォン・ブラウンに向かうみたいですね。
アナハイムのお偉方とのお仕事ですかね?
ブレックスが亡くなって流石のシャアも忙しそうです。
カツは何かを悟ったみたいで、ラーディッシュの中でまめに働いてます。
エマがそれを見て驚くくらい。
このまま良い子なら良いんですけどね(笑)。
アーガマではシャアの連れてきた2人の子供、シンタとクムの世話をファがみてます。
やけにほのぼのとしたシーンで、FGの頃のフラウの役割をファがやってます。
紙飛行機を見て思わず「フォウ」と呟くカミーユは病んでると思いますが(笑)。
前回も「サイド2方面の作戦」とか言ってましたが、ティターンズがサイド2の攻撃をかける模様です。
例の如くアレキサンドリアが出張っていて、どうやら毒ガス攻撃をかけるみたいです。
ブリーフィングルームでジェリドが偉そうに説明していますが、とりまサイド2のコロニー一つに毒ガス攻撃をかけて住民を根絶やしにして、それを以ってエゥーゴに降伏を迫る模様。
いや、絶対上手くいかないでしょ?!
30バンチ事件を機にエゥーゴが活発になったように、こんな事したら余計反発を招くだけだと思いますが。。。
ヤザン一党はこの作戦に反対らしく不参加。
というか、ブリーフィングルームに乗り込もうとまでしていて、ガディに追い出されてます。
これ、ヤザンというキャラの一つの側面ですね。
戦闘は大好きだし、人を殺める事を躊躇したりはしないのですが、それはあくまで「敵軍」相手であって、民間人相手には絶対にそんな事しません。だから、コロニー落としも毒ガス攻撃も大反対。一定の線引きをもったプライドのある凄腕パイロットです。
このシーンで、ヤザンは「中尉」と呼ばれてますが、第26話では「大尉」だったのに。。
ジャマイカンを守れなった(本当は謀殺ですが)ための降格なのか、制作サイドのミスか。
どちらにせよ、凄腕ヤザンとその部下達が不参加なのはエゥーゴにとっては助かります。
サイド2側として市長が登場しますが、事の重大性のために、エゥーゴ艦隊をあまり信用し切れず、ティターンズに降伏を図ります。
数百万人が即死するようなガスですからね、当然だと思います。
だからと言って自分とこの職員を撃たせるのはさすがに酷いですが。
ジェリドもマウアーも、本心では嫌々ですが、それでも作戦を受け入れて遂行に命をかけます。
ガディも上のようなセリフを吐いて、自分自身に言い訳をしてます。
まさにガス注入に、ギリギリ間に合ったエゥーゴ艦隊。待ち構えていたジェリドはカミーユを見つけると
「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」
と言い訳しながら襲い掛かります。
今回はなかなかΖと良い闘いをするジェリド。
カミーユも毒ガスボンベに近づけませんが、
本日は「カツの日」(笑)。
まさに取り付けられて、注入されそうになっているガスのボンベを見事破壊。
カツ、今日はやります!
良い感じにカミーユとやり合っていたジェリドですが、やはり後半はカミーユに押され、マウアーの身体を張った援護のおかげでなんとか撤収。
コロニーの危機は去りました。
戦後、訪れたブライトに市長は、
実は反逆者が出てウチの職員を傷つけた上、ティターンズに降伏しようとしてた、
と言い繕ったのち、
でも彼らも市民の命の大切さを考えた上での行動だったのだから責めないでやってくれ、とまだ言います。
タヌキですね、この人(笑)。
でも、わからなくもないんですよね。
市民の命を預かる市長として、賭けに出るわけにはいかないし、正直、そのためだったら、主義主張なんてどうでもいいと思ってるんじゃないかな?
結果、それで市民が救われているわけで、やり方は褒められたものではありませんが、それでもこの市長さんの言い分や行動理念は理解できます。
ブライトも
「ティターンズと手を組んで、一時の平安を手に入れたとしても、結局いつかは、あなたがた市民とスペースノイド全体にツケが回って来ますよ」
とは言いますが、仕方ないと思ってはいるんじゃないかな。
と言った所で今回は終了です。