「あいつは、俺がなくした俺の片割れさ。俺が欲しかった、俺のかけらなんだ。」(スパイク・スピーゲル)


レッドドラゴンの継承問題を巡ってクーデターを起こしたビシャスは逆に長老派に囚われてしまう。長老派はビシャスに関係のあったすべてを消し去ろうと、スパイク達にも刺客を差し向ける。そして、ジュリアの元にも刺客は迫っていた、、、と言う感じのお話。


どシリアス全開のストーリーです。


ジュリアとスパイクの過去の話の一部が明らかになります。


あくまで一部ですが、だからこそ色々と想像の余地があって面白い。


バーで襲われるジェットとスパイクをそれを助けに入る、リンの双子の兄弟のシン。ジュリアの居場所と彼女もまた襲撃を受ける事をスパイクに伝えます。兄弟共に良いヤツです。


空港で「ビッグショット」のパンチとその母親を目撃するフェイ。番組は終わって仕事は無くなったけど、それでもパンチには変えれるべき場所と迎え入れるべき家族がいて、フェイにとってはセリフ通り「なんだかなぁ」な状況。

これ他には、戻ってやるもんかと息巻いていたパンチの母親がパンチにあった瞬間に、尻尾を振る様を見て、ビバップ を飛び出した自分に重ねてのセリフでもあります。


だからこそ、戻ってこいというスパイクからの通信に意地を張って「なんでよ?!」と答え、切ってしまいます。


で、空港でジュリアに会うフェイ。

スパイク宛の伝言を頼まれることから、いろんな事情がバレていることに驚愕するフェイ。ジュリアはスパイクを探していた様なので、同じビバップ のクルーであるフェイの事は知っていたのかもですね。


スパイクを引き止めるジェットですが、それに答えたのがスパイクの上のセリフ。


ビシャスは処刑寸前でクーデターに成功。


スパイクは襲撃されるビバップ号が脱出してジュリアの待つ約束と墓地へ。


今までよりも明らかに情報量が多くて造り込まれたお話でした。


いよいよ次回、最終回です。