「ゼクス。ゼロの予測では、お前に未来はない。エピオンの予測は違うのか」(ヒイロ・ユイ)
リーブラに到着したリリーナ。
ゼクスと直接対面するのはサンクキングダムが連合に滅ぼされて以来、13年ぶりとかになるのかな。
そして、ゼクスの説得を試みますが、
ゼクスいわく
「いや、その理想にはまだ時代は到達していない。理想のためには宇宙が地球に力を行使する事が必要なのだ」
と、あくまで頑な。
リリーナも「お兄様はまちがっています」と頑固。似たもの兄妹です(笑)。
ここで、ゼクスはリリーナを抱きしめますが、リリーナは「わたくしを抱きしめてくださるこの手は、優しいミリアルドお兄様の手なのでしょうか?それとも血塗られたゼクス・マーキスの手なのでしょうか?」とどこまでも辛辣で頑固。
ゼクスはリリーナの身の安全と行動の自由を保証し、とりまドロシーが士官室へ連れていきます。
ピースミリオンでは今後について相談中。
五飛とデュオはまずはリーブラを叩く事に賛成。
それでいいのか疑問を持つのがサリィとカトル。
基本賛成だけど可能かどうか疑問に思っているのがトロワ。ゼクスを敵に回したくないのがノイン。ゼクスは敵だと断言するヒイロ。
結構、一枚岩ではありません(笑)。意見が割れているところにリーブラからのMD部隊の襲撃があり、迎撃へ。
ヒイロは居残りでウィングゼロをいじるみたい。
かなりの大部隊を相手にする事になりますが、ガンダム達は特に連携せずバラバラに戦い始めます。
ノインやカトルはこちらもフォーメーションを組まないとと皆に呼びかけますが、その他3人はそれぞれで行動。
しかし、今回のMD部隊は戦術プログラムがなされていて、いつもより強敵。
戦いはいつもより激しさを増していきます。
士官室のリリーナにドロシーがどうやってゼクスを止めるのかを聞きます。あくまで説得するというリリーナにドロシーはゼクスを撃つよう銃を渡そうとしますが、流石にリリーナは拒否。
結局、ドロシーは諦めますが、リリーナを士官室に閉じ込めます。
ドロシー、恐ろしい子(笑)。
何か行動原理があるかなぁと思ってましたが、事態をぐちゃぐちゃにしたいだけな様子。
MD部隊は壊滅しますが、これ自体がゼクスの思惑通りで、ゼクスが仕掛けたのは消耗戦でした。
生身しかいないピースミリオン相手に、オートで戦闘できるMDで波状攻撃をかけ、疲弊を誘う作戦。
案の定、ガンダムチームの面々は疲弊し切っていました。カトルは作戦が必要と話しますが、みんなの心には届きません。
リーブラからまたMD部隊が出てきて、ガンダム達出撃。
ここで、ヒイロはサンドロックにもゼロシステムを積んだ事をカトルに伝えます。かつてゼロシステムに飲まれて、同士討ちを起こしたカトルは怖気づきますが、罪滅ぼしとしてやれ!とヒイロに言われ、しばしば納得。で、今度はガンダム全機出撃。ただ、ウィングゼロは同じくゼロシステムを積んだエピオンを相手取る必要があるため、そちらへ。残り4機+ノインのトーラスで迎撃開始。
でも今度のMDはゼロシステムを利用した指揮命令システムを搭載してあって、指揮するのはドロシー。ガンダムを各個撃破するように動いて行きます。
またしても各自バラバラに動いて各個撃破されそうになりますが、カトルが決心を固め、ゼロシステムを起動し、全員に指示開始。
全員、思ったよりもあっさりと(笑)指揮に従い、徐々にMD部隊を追い詰めていきます。
そんな中、ドロシーとカトルはお互いのゼロシステムの向こう側にいるお互いの存在を感知し合います。
MDの敗色が濃厚となったドロシーはリーブラに、主砲でピースミリオンを撃つよう指示。
カーンズは、加速かけてる最中にそんなことしたら船自体がヤバいって、とドロシーに訴えますが、ドロシーは主砲発射を強行。
ピースミリオンでもそれを察し、エンジンをオーバーロードで爆発させながらも回避成功。
無茶したせいで、あちこちがガタつくリーブラを見てゼクスも撤退。
そんなゼクスに対してヒイロが上のセリフを投げかけて、今回は終了です。