「これがサンドージュの威力だよ、君ぃ」(ズブロフ・シモネフ)
急病になったマルチナを医者に診せる為にザンスカール本国に潜入するお話。
ストーリーよりも変わったMS達の登場がメインみたいなお話です。
まずはシャイターン。
合計8門のビーム兵器を搭載した首都防衛用MSですが、これ、設計的にどうなんでしょう(笑)。
両足の付け根辺りにやや外向けにあるビームガンはこのままだと自分の手を撃ちそう。
だからビームライフルを構えることになると思いますし、劇中でもそうしてますが、胸のあたりで両手でビームライフルを構えると今度は両胸のビームガンを塞いでしまうし。
それぞれのビーム兵器が死角がないように様々な方向を向いていますが、それだと敵機を狙い撃つ時に他のビーム兵器はそっぽ向いてるわけで。
相当な熟練兵でないと操作が難しそうですが、本話でのパイロットは学徒兵ですしね。
予想通りあっさりやられてます。
もう一つはサンドージュ。
OPでは緑ですが、劇中ではオレンジ。
作業用のMSとしては良いデザインですよね。コロニーの外周に沿っての移動や、多脚を活かしての作業にはかなり使えそうです。
分離可能な腕部やビーム兵器を減弱させるリングとかも有用そうだし、首都防衛用ならシャイターンよりこっちのが良いんじゃないかな。
観た目がまるっきり虫ですが(笑)。
ズブロフの発言通りかなりウッソを追い詰めます。パトリックが無茶しなければ勝てたかも。
それに敵の首都防衛部隊主力がこれと車輪付き戦艦なら、かなり不気味だし、相手の士気も挫けそうですよね(笑)。
ズブロフさんの性格も不気味ですよね。
しかも中立のコロニー公社の職員なのに、まるっきりザンスカールに肩入れしてるし。
サンドージュ+ズブロフさんが濃すぎて他があんまり頭に入らない一話でした(笑)。