渡瀬恒彦さんが天国へ旅立たれました。
私が初めて渡瀬さんの出演作を観たのは、小学生の時、「戦国自衛隊」でした。
あの時の渡瀬さんの演技の印象は、「怖い」でした。
前後して、「皇帝のいない八月」も鬼気迫る狂気の演技でした。
(この映画は、皆が狂気でしたが。)
なので、「おみやさん」「タクシードライバーの推理日誌」「警視庁捜査一課9係」など、近年の割と地味で温和で淡々とした役も観ると、芸の幅の広さに驚いてしまうのです。
ケンカ最強伝説も有名なお話ですが、「男らしい」俳優さんがまた一人居なくなってしまった事が本当に残念です。
ご冥福をお祈りします。