熱中症にならないために①
先日、熱中症対策無料勉強会を開催しました。
これまで、子どもたちがいないママたちが自由な時間をなるべく選んで無料勉強会を開催してきたのですが、今回は土曜日の夜に開催したことや、テーマに関心が高い子どもたちが多かったのか、子どもたちもたくさん聞いてくれる賑やかな勉強会になりました。
参加頂いたみなさま。ありがとうございました。
終ってから参加者にアンケートにお答えいただいたのですが、参考になった項目として「スポーツドリンクの特徴」に回答者全員が〇を付けてくれていて、実は意外でした。
意外とみんな知らないでスポーツドリンクを使っているんだなと思い、参加できなかった方にもお伝えできるようにブログに残すことにします。
1.我が家がスポーツドリンクを飲まない理由
熱中症対策に、市販のスポーツドリンクを飲んでいるよという方は多いと思います。
私も昔は飲ませていました。
飲ませなくなった大きな理由は、「無駄な添加物を摂らせたくないこと」です。
上記のような、主要なスポーツドリンクですが、原材料をよく見て頂くと
まず、砂糖や人工甘味料が使われています。
「白い精製されたお砂糖を控えた方がいい」
って聞いたことありますか?
●精製された白いお砂糖は、ミネラル等の栄養素がなく、自然界に存在しない不自然ン状態である
●白いお砂糖は、体内のカルシウムを奪うため、イライラや情緒不安定の原因になる
●白いお砂糖は、急激に血糖値を上昇させ体への負荷が多い他メンタルの浮き沈み等の影響があると言われている
●白い砂糖を消化する時にビタミンB1が欠乏しやすくなり、疲労、めまい、頭痛などの症状が出やすくなる
●白い砂糖は、身体のミネラルバランスを崩し、痛みなど不調の原因になる
などなど。
各種様々な捉え方がありますが、いろいろな栄養学の先生方が発表された文献もありますので、参考になさってください。
また、人工甘味料は、まだ世の中に出てそんなに歴史のあるものではありません。
スクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料は、発がんリスクや、精子の数の減少など、様々なリスクが指摘されています。
飲料メーカーがドリンクを販売する時、売れなきゃ意味ないですよね。
売れるためには、飲みやすさ、美味しさ、カロリーセーブ、こういうことが必須になります。
でも、健康のために、熱中症対策のためにこういったお砂糖や人工甘味料が使われているスポーツドリンクを飲むのであれば、
「栄養の取れた毎日の食事」と
「水」と「よい天然塩」
で体の水分と汗で抜けるミネラルを補うことで、熱中症対策をしてあげる方が体にいいと私は考えます。
2.スポーツドリンクにも種類がある
とはいえ、医師も進めるスポーツドリンクです。
「水」と「塩」でいいのは、日々の食事でしっかり栄養素を揃えているからこそ言えるもので、万が一足りていないのであれば、飲みやすいスポーツドリンクの力を借りることも、ありかとは思います。
そんな時に知っててほしいのが、スポーツドリンクにも種類があるということです。
文章で説明するより、上記の表をよく読んでみてください。
同じように自動販売機やスーパーに陳列されているドリンクですが、実は特徴が違います。
飲んでみた感想として、アイソトニックは甘いとか、ハイポトニックは薄くて不味いとかOS1はしょっぱすぎて飲めないとか感じたことある方もいるかな?
それは、そもそも、そのドリンクに与えられた役割が違うから、そう思うのですね。
結論としては、熱中症で倒れた子がいたら、OS1飲ませてください。
水筒にアイソトニック入れて持たせてたらやめて、前後に飲ませてあげてください。
また、スポーツドリンクは酸性なので、水筒の金属を溶かしたり、虫歯の原因になったり、身体を酸化させるというのも、大きな弊害です。
以上。
私は、医師でも、国家資格を取得した管理栄養士でもありません。
なので、あくまで、「一個人の見解。取組。」として、参考にして頂けたらと思います。
また、熱中症にならないために②として我が家の取組などもご紹介してみようと思います。
長々とお付き合いありがとうございました。