とどちゃんが手術前に入院した日から
私はずっと
病院近くのホテルに泊まっていました
そして、昨夜久しぶりに帰宅しました

「ご飯作って待ってるから
    一緒に食べましょ照れ


同じマンションに住むHさんです
私の実母と同じ年齢で
まさにお母さんのような存在

マンション内に発足したグルメの会で
知り合い、かれこれ5年以上
グルメの会が解散した後も
親しくさせて頂いています

私が習っている小唄のおさらい会には
とどちゃんと一緒に来てくれたり
私が開催する大人向けの絵本会には
とどちゃんと毎回参加してくれます

若いんだから好きなことを
楽しんでやればいいわよ
応援するから

そういうHさんは手先が器用で多趣味
茶道  書道  タロット  人形づくり  
箱を作って布を貼るカルトナージュ
どれもプロ級です
好奇心旺盛で物知り

私はしょっちゅう
一人暮らしのHさんを訪ねては
お茶べりを楽しんでいました
とどちゃんの事も
離れて暮らす実の息子より、息子みたいだわ
と言ってくれます


6月、絵本会のイベントで
私が作ったカレーを
参加してくれた皆さんで食べました
Hさんも  とどちゃんも一緒に食べました

その2日後にがん告知を受けたのです

とどちゃん
元気そうだったじゃない?
カレーおかわりしてたわよね?


Hさんは、私達の戸惑いや不安を共有し
励まし続けてくれました


ふいに
わーっと不安が押し寄せてきて
涙が出そうになると
とどちゃんに気付かれないように
Hさんの家に出掛け
思いっきり泣きました

何度もそんな事がありました


Hさんは病気のデパート
あちこち  いっぱい手術をしています

人間って、そう簡単には死なないわよ
しぶといんだから


ズバズバ物を言うHさん
叱咤激励の裏に深い優しさを感じます



私は後方支援ね
自衛隊じゃないけど爆笑

だぱちゃんが倒れちゃったら大変だから


とどちゃんを支える
だぱちゃんを支えますからねルンルン


Hさん  ありがとうございます