幼稚園には年中から上がり、

その頃からの記憶が残っている。

ツバメ号という
スクールバスで通園していた。 

先生方から可愛いがられて楽しい毎日だった。



春と秋にある親子遠足には母親にも家族にも

一度も来て貰えなかったし、当然写真も無い。

遠足の時のお弁当は先生方と食べた。



その後の自由時間は、

先生方の近くに居て

その時間が終わるのを待つだけ。

皆は親子で楽しそうに遊んでる。



それより何より
1番辛い思い出は

幼稚園の時代の運動会。



運動会当日

最後迄実母は来てくれなかった。



運動会だと分かっているのだが、

家族が誰も来なかった。

だから昼食の

お弁当も届かなかった。



見かねた担任の先生がお弁当を分けて下さったが、悲しくて何も食べられなかった。



皆が家族で賑やかにお弁当を食べている。

運動会のお昼時間中、私は1人入り口だけを見て、ずっとずっと待っていた。



家に帰ってから実母に聞いた。

私『どうして来てくれなかったの?』

母『お祖母ちゃんが行かなくていい。

行くなと言ったから。』

私『・・・・・』



食べるものが無いならともかく

祖母が何と言おうとも

親ならば、

何が何でも駆けつけるのでは?

5歳の娘が運動会で

1人だけ

食べない無いなんて有り得ない。



悲しいかな。

50年以上時間が過ぎても

5歳の自分が

見ていた入り口の場面を忘れる事が出来ない。