激しい雷雨雷に翻弄される今日この頃である。
先週は濁流が流れる鴨川を久しぶりに見て、妙な感動を覚えた。
行き場を失った鴨達が堤防の上を列になって歩いているのを見て『かわいそうに。。。』とつぶやく私に、
『大丈夫、鴨は久しぶりに満水になって大暴れの川を見て喜んでるはずだよ。』と主人。
確かに向こうでは大雨になって喜ぶのは鴨、って言うもんなーと納得。

各地での大きな被害のニュースを見て、自然の驚異を思い知る。
店から見える鴨川も今週は毎日違う色。
雨の後は増水してメコン川みたいな色。
北の方から凄い勢いでいろんなものがいっぱい流れて来ては、
あっという間に目の前から姿を消す。
でも次の朝には深い紺色に戻っていて鴨が気持ち良さそうに浮いている。

先週、今週と珍しくいっぱい演奏会に出かけた。
先週も今週もフルオーケストラでフォルテッシシシシモで
目一杯音が出る曲を聞いて来たのでちょっと元気になった。
(正直、聞いた後の晩は超疲れた。
 特に先週の作曲家新作4曲は初めて聴く曲だったので。)
来週もオーケストラ付きのバレエを鑑賞予定なので楽しまなければ。

それはそうと、演奏会会場で何人かに声をかけられたのだが、
思い出せない人が2人いた。
困った。
こういう事はよくある。
お葬式などでも時々このようなことがあって、困惑してしまう。
向こうは超笑顔で凄い久しぶり、お会いできて嬉しい、と言うのだが失礼だが覚えていない。

私も耄碌したなー。
と思いつつも、先方が人間違いをしているのではないかと疑ってみたりする。
『だ、誰ですか?』と本当は聞きたいところだが、それはさすがに失礼だと思ってしまう。
が、誰か分からぬままに話をするのはもっと失礼な気もしてそそくさとその場を去ったり。
そして演奏会の間中、結構その事が気になってもう一度自分の不確かな記憶を
無駄を承知で辿ってみたりして。

店をやっている以上、お客様の名前や顔は覚えなくてはならない。
一番困るのは特徴のない人。
魅力的な人は絶対忘れない。
男の人でも女の人でも。

しかし、特徴がなくても無理矢理こじつけて覚える。
例えば、『営業のムラタです、よろしく。』とどこにでもいそうなスーツの中年の男が
やって来たが今後も絶対お世話になりそうだ。
ムラタと彼が名乗った途端、私の頭の中ではミュージックスタート音譜
曲はSANTANAの『Oye Como Va』

すぐさま音楽とともに特徴のない彼を頭の中にインプットする。
(この話を主人にすると超ウケた。)

これは誰にでも分かりやすい例だけれど、他の人も実は私の頭の中で
音楽的に分類されたりする事もあるが、これは私の独断と偏見に基づく分類方なので
あるからして、私だけがない知恵を絞って自分の感覚を使ってるのである。

店に必ず顔を見せて下さるものの、それが年一回だったりする人は覚えるのが難しい。
しかし、外国の方は外国の俳優と重ね合わせて覚えて、頂いたお名刺にもそれを記しておく。
ウィリアムデフォー似、クリストファーウォーケン似、ピーターフォーク似などと
書いた名刺を見ていると、またお会いできるのが楽しみになって来る。

努力しているものの、忘れてしまった方々、本当にごめんなさい。

私は私自信それこそ特徴もなく、平凡な印象だと思ってはいるものの、そうではないらしい。
元気いっぱい、とか磁気が出てるとか言われる。
オーラじゃなくって、私の場合、磁気。
砂鉄はくっついて来な、って感じがすると言われてエーッはてなマークと思った事がある。
でもその人のその感覚が、私の好みの感覚なのでちょっと嬉しかったりした。

オーラではなく、惹かれ合うものは惹かれ合うもの同士、
不思議な磁気を感じて群れ合ったり、時には反発し合ったりするのかもラブラブ

そう思えば、一人一人の人をもっと良く知る為に、外見で覚えるのではなく、
内面を探るべく話をちゃんとして、
何の話をしたのかも覚えておくべきなのだと肝に銘じる私であったメモ