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黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

耕 せ ば ま た よ み が え る 星 だ か ら ぼ く ら は 両 手 を も っ て 生 ま れ た


恒例行事になりつつあるタカラッシュ!
の宝探し。

今回は墨田区で行われるということで
さっそく息子とチャレンジして参りました。


まずは宝の地図を入手するため
両国駅近くにある観光案内所へ。

photo:01



今回の宝探しは墨田区内を循環する
バスを利用するのが便利ということで
一日乗車券300円もげっと。


んで、観光案内所で色々見てたら
他にも下町スタンプラリー

すみだまち歩き博覧会
など
面白そうなイベントがあったので
それも一緒にやっちゃおう!ということに。

なのでまずは喫茶店でパンフレットを広げて
どうやったら効率的にまわれるか
計画をたててから出発しました。


途中まち歩き博覧会のチェックポイントでもある
東向島珈琲店で一息。

photo:02



おしゃれで落ち着いた感じの素敵なお店でした。


一気に3つのイベントをまわるということで
なかなか大変でしたが
それでも順調に進めていた矢先のこと。

バスを待っているときにぽつぽつと雨が降り出し
バスに飛び乗るとものすごい激しい雷雨に。

もうバス降りられないかと思いました。。


少し小降りになったところでバスを降りて
なんとかお目当ての言問団子さんへ。

お団子を食べながら雨宿りすることに。

photo:03



がしかーし。

雨は一向にやまず。

なのでまた頃合いを見計らってお店を出て
とりあえず近くの押上駅へ。


ゲリラ豪雨っぽかったので
しばらくすればやむかと思ったのですが
なかなかやまないまま暗くなってきてしまったので
まだ途中でしたが今日は帰宅することにしました。


まあでもどのイベントもまだ期間はあるので
夏休み中に時間を見つけて
続きをやろうと思います。


蒲公英草紙 常野物語
恩田陸  2008年



東北の農村地帯に住む峰子は
その土地の大地主である
槙村家の娘・聡子の話し相手として
槙村のお屋敷に出入りすることになる。

聡子は病弱だったが
聡明で美しく、峰子にとって憧れだった。

槙村家には常に客人が出入りしていたが
ある日不思議な一家が訪れときから
時代の大きな流れの変化とともに
聡子と峰子、そして小さな村全体の
運命の歯車がゆっくりと回り始める。


不思議な力を持つ常野一族を描いた
常野物語の第二弾。

第一弾の「光の帝国」は様々な能力を持つ
常野一族が描かれた短編集でしたが
今回はその中の「しまう」能力をもつ
春田一家の祖先のお話です。

主人公の峰子は槙村家に通うようになり
聡子やたくさんの人々と接することで
様々な経験をして成長していきます。

しかしそこには常に
いつか訪れる聡子の死というものが
大きく横たわっているようでした。

相変わらず文章が美しく
登場人物それぞれがとても魅力的で
読んでいてすぐに引き込まれました。


「蒲公英草紙」という題名のとおり
どこかおとぎ話のような空気感で進んでいく物語。

しかしそれは後半に急変します。

最終章に書かれた彼らの運命の日。

どんなに平穏な日々も
ひとつの出来事で全てが覆ってしまう
それはおとぎ話でも何でもなく
現実の話なんだと痛感しました。

運命に翻弄されながら
それでも懸命にそれを受け入れ
乗り越えていく彼らの姿に
涙が溢れて止まりませんでした。


この物語を読んでいると
東日本大震災を思い出さずにはいられません。

残された方々の
とてつもない苦悩を思わずにはいられません。

生きるということ。
死ぬということ。
死んだ人を見送るということ。
そしてまた生きていくということ。

最後の、慟哭のような峰子のたたみかける言葉は
私の胸に深く突き刺さり、刻み込まれました。

様々なことを乗り越えてきたこの国に
とても大きく大切なことを問いかけています。

私たちはそれをきちんと
しまわなければならないのだと思います。



美術館3連発レビューの最後は
三菱一号館美術館で開かれている
「浮世絵 Floating World」です。

会期を3つに分け
合わせて約600点という大規模な展覧会。

その第一期「浮世絵の黄金期」に行って来ました。

江戸のグラビアと言われるとおり
当時浮世絵では美人画や役者絵が数多く生み出され
人々はそれをグラビアのように眺めて楽しんでいたそうです。


黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

喜多川歌麿 「青楼十二刻 続」

遊女の一日を二時間ごとに描いた12枚の連作。

今でも雑誌とかでよくありますよね。
「モデルの一日」とか(笑)

これは丑の刻の作品で
遊女が起き出して厠へ行くところなんですが
なんとも色っぽい。

たくさんの絵師の美人画がありましたが
やはり歌麿が描く女性の色気は別格でした。


黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

歌川国芳 「忠臣蔵十一段目夜討之図」

これはアニメーションの1枚のようで面白かった。

このままアニメ作って欲しいわ。


黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

勝川春章 「江都勧進大相撲浮絵之図」

「人、多すぎ!」とつっこみたくなる絵。

でもそれぐらい当時は相撲って人気だったんだろうね。

しかし人多すぎ(笑)


第一期だけでもかなりのボリュームだったこの展覧会。

第二期は北斎、広重の登場ということでこちらも楽しみです。



浮世絵 Floating World 第1期 浮世絵の黄金期―江戸のグラビア

in

三菱一号館美術館  2013.6.22 ~ 2013.7.15