黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。 -30ページ目

黄 昏 ハ ン ド メ イ ド 。

耕 せ ば ま た よ み が え る 星 だ か ら ぼ く ら は 両 手 を も っ て 生 ま れ た



息子のまなざし

2002年  ベルギー、フランス


監督・脚本:ジャン=ピエール・ダルテンヌ、リュック・ダルテンヌ


出演:オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌ




職業訓練校で木工を教えているオリヴィエは

ある事件以来、妻とも別れ

極力他人と関わらないように生きてきた。


そんな彼のもとにフランシスという少年が入所してくる。


初めは手一杯だから他のクラスへまわしてくれ

と言っていたオリヴィエだったが

少年の履歴書を見た途端その態度が一変する。

周りにばれないようにフランシスの周辺を探るオリヴィエ。

何故彼はそこまで少年に興味を抱くのか。

彼と少年の間には何があったのか。


他のダルテンヌ作品と同様
カメラは多くを語らずただ主人公を追っていきます。

他人に興味を持たないオリヴィエが
何かにとりつかれたようにフランシスを追う様は
見ていてとても不安に駆られます。

そして徐々に明らかになっていく
オリヴィエとフランシスの関係性。

そこが明らかになったからといって不安は消えません。

いや、むしろ不安はどんどん強くなっていきました。

オリヴィエは何をしようとしているのか、と。

真面目で実直なオリヴィエ。

しかしフランシスと出会ってからの彼は
感情と、理性と、過去と、現実と
色々なものと葛藤し続けていました。

その、少しの振動でも切れてしまいそうな糸が
見ていてとても切なく、苦しく、不安でたまりませんでした。


映画や小説というのは
現実では分からない登場人物の心情が描かれ
そこに感情移入していくというものが多いですが
ダルテンヌ兄弟の作る映画は違います。

現実と同様、誰もが何を考えているのか分からないのです。

だから観客は神の視点になることはなく
そこに通りすがった一人間でしかないのです。

それは時に歯がゆく、もどかしくもありますが
だからこそのリアリティが生まれ
観客は息をのみ、不安に駆られながら彼らを見守ります。

そして突然の幕切れにふと我に返り
自分自身を見つめたくなるのです。


ダルテンヌ作品を見た後は
感動したとか、いい映画を観たとか
そういった感想は生まれてきません。

胸の奥にぽん、と小石を置かれるように
押しつけられることなく
でも確実に何かが残る
これからも残り続ける
そんな作品でした。


今日まで国立新美術館で開かれている
日美展に行きたいとお母様に誘われ
私もアンドレアスグルスキーは見たかったので
息子も連れて3人で久しぶりに国立新美術館行ってきました。

photo:01


まずはお母様お目当ての日美展へ。

この展覧会は公募展なのですが
お母様は一時期通信教育で色鉛筆画を習っていたので
見に行きたかったのだそう。

なにしろ応募作品が多いので
全部見て回るのは大変ですが
色鉛筆画は比較的少なく
その中でもそれぞれの方の個性が見えて面白かったです。


そのあとはアメリカンポップアート展へ。

ぶっちゃけアメリカンポップアートは
あまり興味がないのですが
ウォーホルの「200個のキャンベルスープ缶」も
一度は見たかったので行ってみました。

若い人が多かったなー。

でも私にはやっぱり良さがいまいちわからなかった。。。

お部屋の壁にポスターとして飾るなら
いいと思うけどね。

出口にリアル「200個のキャンベルスープ缶」があって
写真撮影OKだったのは面白かったです。

photo:02


んでもってその後は気になっていた
アンドレアスグルスキー展へ。

代表作が史上最高額で落札されたことで話題となり
私自身好きなタイプの写真だったので
ワクワクしながら会場へ行きました。

で、率直な感想は…期待しすぎたかな?(笑)

確かにすごく面白い写真ではあるし
デジタルをうまく活用しているんだろうけど。。。

心にくるものがない。

んー、これもアメリカンポップアートと一緒で
アートというよりは装飾品とかそういう目で見るべきなのかな。


てな感じで今回の展覧会は
私的にはちょっと残念な感じでした。

まあ見る人が見ればきっと凄いんでしょう。


こちらも出口に代表作の「カミオカンデ」の看板があり
その前で写真を撮ることが出来るようになってました。

photo:03

この「カミオカンデ」は日本にあるんだよね。

一度行ってみたい。。。


帰ろうとしたらミッドタウンでアスレチックを発見!

うちの子はバンジージャンプとロッククライミングに挑戦。

photo:01

なかなか頑張ってました!

今度は家族で挑戦したいなー。





日美展   2013.8.8 ~ 2013.8.17

アメリカン・ポップ・アート展   2013.8.7 ~ 2013.10.21

アンドレアス・グルスキー展   2013.7.3 ~ 2013.9.16

in

国立新美術館





三泊四日の千葉旅も最終日。


朝いちで訪れたのは久留里城。

photo:01

こちらも千葉が誇る名城です。


その後は木更津にある真里谷城を訪ねたのですが
現在キャンプ場となっている敷地には
ロープが張られて入れなくなっていました。

人を探しても誰もいないので入り口で断念。


その後は富津市へ。


魚貝料理たかはしさんでお昼ごはん。

photo:02

貝丼。


photo:03

魚貝ラーメン。


そして旅の最終目的地富津岬展望台へ。

photo:04

ずっと気になってたんだよねこの展望台。

この独特のシルエットは人工物好きにはたまらん(笑)

色んな所から上れてちょっとした立体迷路みたいで
特に子どもたちがたくさんはしゃぎまわってました。

風が強かったけど良い眺めでした。

photo:05

これにて今年の夏の旅は終了。


山城登りすぎて明日からのバイトが心配ですが
とにかくたくさんお城まわれて楽しかったです。

ひとつの県に絞ってお城巡りってのも面白いかもね。


またやってみたいです。