飛ぶ事を怖れているのは
翼を信じられないからじゃない
どこまでも自由にこの空を駆けることを知っているのに
人はどうして確かな誰かを求めてしまうんだろう
自分以外に孤独を癒せるものなどないのに
ほんの一瞬の甘美なぬくもりに
しがみついてしまいたくなる
誰もがみんな
自分だけの空を選んでいる
人はどうして確かな何かを求めてしまうんだろう
その空が繋がってゆく確かな宇宙を知っているのに
もっと素直になれたなら
この空へ飛んでいくことができるだろうか
胸の中にあふれる悦びと孤独をかかえたままで
飛ぶ事を怖れているのは
自分を信じられないからじゃない
もっと弱さを認められたら
この海を越えることができるだろうか
胸の中にあふれる愛と涙をかかえたままで
光と闇をかかえたままで