みなさま、こんにちは。

前回では、母との決別の経緯を

お話しさせていただきました。



ここで私が気づいたのは


母が私や娘に執着するのと同様に

私もまた、母との関係に執着していた


ということでした。





母に娘の面倒を見てもらう時

母が私にお金を渡してくる時


ありがたいと思いながらも、

「昔あれだけ私を虐待してきたんだから

 これくらいして当たり前でしょ」

という気持ちが常に心のどこかに

あったのです。



許せない

悲しかった

苦しかった


だから、私の気が済むまで

母は贖罪するべきだ



嫌な思いをしても、納得いかないと

思っていても、母から完全に

離れられないでいたのは

そういう思いがあったが故である

という事実に気付かされました。


私がどれだけ贖罪を求めたとしても

母はその贖罪行為に対して

むしろ見返りを求めてくる。

これが無限に続くだけ。



完全なる無駄。

もうやめよう。

もう離れよう。





私を苦しめていたのは私自身だったと

いうことに気づき、母から完全に

離れる決意をしたことによって

私のこころは格段に軽くなりました。


それは本当に憑き物が落ちたかのようで、

久しぶりに深く深く呼吸ができた

気がしました。 


後日、姉にその旨話したところ


「以前よりも自立した印象になったね。

 話す内容も、雰囲気も、高次に

 上がった感じがするわ」


と言われ、なんとなく自分でも

ステージがひとつ進んだのかなと。






こんなことが起こるまでは、

よもや私が自分を過去に縛り付けて

いるとは思ってもいませんでした。


猫はきっかけに過ぎなかったけれど、

猫を飼おう、と突発的に思いついたのは

そろそろ自立しないと進めないよ、

という後押しだったのかもしれません。




こうして、私は何十年も続いた

母との苦しい関係にようやく

終止符を打つことができたのでした。