前回からの続きです。
育児で行き詰まった時、
いつもなら頭の切れる姉に
LINEで愚痴る程度なのですが、
今回はなぜか母に電話すべきだと
感じた私。


開口一番、

「もうダメや、もう無理や」

と号泣し、経緯を説明。


ムスメに手をあげてしまった、
物も投げつけてしまった、
どうしたらいいかわからない…


一通り聞き終えた母は

「今から行くから待ってなさい。

 あんたら、2人ともよく頑張っとる。
 
 でも1対1の育児には限界があるから。

 とにかくそっち行くから待ってなさい」

と私に言いました。




21時半過ぎ、母到着。


ムスメも号泣、私も号泣で
阿鼻叫喚…


とりあえず、今日は別々に寝なさいと
母がムスメと添い寝。
私はひとりで就寝。



そして今朝。


「お騒がせしてすみません…」


「ひとりで充分がんばっとるよ。
 よくわかっとる。

 でも、頑張りすぎや。
 前からずーっと心配しとった。

 お母さんにできることがあるなら
 手伝うんやから、ちゃんと言いなさい」


「…ありがとう」





今までのような通り一遍の
ありがとう、ではなく、
心から出た感謝の言葉でした。


思えば、初めてかもしれません、
こんな風に心から母に感謝したのは。

そして、大人になってから
手放しで母に甘えたのも初めてかも
しれません。





寝ぼけまなこで降りてきたムスメを
ぎゅーっと抱きしめながら
お互いに良くなかったこと、
これからどうしていくか、を
話しました。


ほんっとうに楽しみだけを追求したい
タイプなので、私の常識が通じないこと。
できることを伸ばしていくことに
注力した方がいいことなどがわかってきました…





そして、母が作ってくれた豚汁と
おにぎりを食べました。



美味しい。



これまで、母の料理をおいしいと
感じたことはなかったのですが、
豚汁の味が、私の作るものと
おんなじ味がしました。


ムスメを見送り、私も出勤。
そして、仕事に忙殺されて帰宅。


部屋中ピカピカ、空気もピカピカ。


昨日のよどんだ雰囲気がきれいに
洗い流されたかのようでした。


「すごい助かった。
 本当にありがとう」


伝えなければいけないことが
たくさんある気がしましたが、
今の私にはそれが精一杯の
言葉でした。




昔は感じることのできなかった
母の愛情をやっと受け取った、

そんな気がします。


インナーチャイルドがいる
子宮の痛みもなくなり、
ただただ母への感謝の気持ちで
胸がいっぱいになっています。


昨日今日と、自分の未熟さ、愚かさに
向き合わされた激動の2日間。


ものすごく打ちのめされましたが、
長年の母との関係における悩みに
ようやく終止符が打てる感じが
しました。


きっと、これも私に必要な気づき
だったのだと思います。


過去の苦しみの精算。

もともとあった愛情への気づき。

ムスメとの向き合い方。



また、大きく心を成長させて
もらいました。


神様たちや、天使さんたち、
宇宙の取り計らいなのかなって
感じています。


長々と読んでくださって
ありがとうございましたクローバー