春先に、1通の郵便物が届いた。

封筒の差出人は

母校である小学校の創立100周年記念事業協賛会

と記されている。

中をあらためてみると

「100周年記念事業 ご協力のお願い」

と書かれた文面と振込用紙が入っていた。

古い友人からの突然の連絡といっしょで

こういうものにはだいたい宗教かカネが絡むね。にひひ

 

どんな記念事業を行おうと考えているのかな?

文面に目を通してみる。

うーん、現段階では何をどうしようと考えているのか

その使途がなんだかとてもあいまい。

とりあえず6月の頭に開放日があると聞いたので、

ひとまず出かけてから決めることにした。

1教室くらい開放してその100周年記念事業についての

案内展示くらいはあるだろう。

卒業してからン十年、疎遠になっていた小学校だし

自分はもう地元民ではないとはいうものの、

もし、趣旨がきっちり伝わってくるんであれば

1口5000円から、という寄付をするのは、やぶさかでない。

 

 

 

 

ところが、バザー会場の体育館以外の立ち入りは制限されていて、

カフェと銘打った模擬店と小学校名が入ったTシャツの販売

などがあるのみ。

自分はアウェイな立場だから第三者の目線で言わせてもらうと

なんの工夫も無いただの金集めイベント なのであった。

実行委員の中にはイベントプランナー的な人物はいなかったのだろうか。

こういうイベントって、寄付金集める大チャンスなのではないだろうか?

 

 

結局、100周年にあたって何をやりたいのか、

その趣意がまったく伝わってこなかった。

あーあー、世話になった母校に寄付してみたかったなー。

シラーと日記には書いておこう。