間違えて削除してしまったので、6/17火に再度アップしました。日曜日にアップしたものと多少異なるかもしれませんがご容赦ください。

 

平成27年度 Ⅱー1-1

ポリマー製造プロセスの基本的な工程としては、重合、分離、回収、後処理(乾燥を含む。)があり、これらの中で重合工程について重合様式(反応系の状態)により分類すると、代表的なものとして、塊状重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合が挙げられる。これらの重合様式の中から2つを選び、以下の問いに答えよ。

(1)選択した2つの重合様式について具体的に説明せよ。

(2)(1)で取り上げた重合様式を用いた製造プロセスそれぞれについて、重合熱の除去、生成ポリマー回収の観点からプロセスの特徴(長所及び短所も含める。)について述べ、工業的に製造されている代表的なポリマー例を1つ挙げよ。

 

 

(コメント)

高分子化学の基本的な問題ですね。

わかりやすく簡潔に説明するとなると、きちんと理解していないと難しいですね。今回乳化重合について教科書などを取り出して改めて勉強しました。

 

以前から「水中の開始剤がミセルの中に入る」というのがいまいちよく腹に落ちていなかったのですが、下記の論文にあるように、水中に溶けている僅かなモノマーが重合し両親媒性の物質となってミセルの中に入るというのを初めて知りました。腹に落ちるまで理解するというのは重要ですね。これを回答案に入れました。

 

乳化重合の他の具体例は、コアシェルゴムがありますね。今回の回答にはなりませんがポリマーと取り出さずに水溶ラテックス(接着剤、塗料)として販売しているものもあるようです。

 

 

(参考資料)

乳化重合 日本画像学会誌 第44巻 第5号 (2005)

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