先日、療育手帳の更新に行ってきましたニコニコ


挨拶もそこそこに親子で別々のお部屋に案内され…。

弟氏は新K式の検査を、私は普段の様子や困りごとの聞き取り調査。

3年前に初めて手帳を取りに来た時と同じ流れでしたにっこり


そして聞き取り調査を終え、弟氏の知能検査が終わり、結果が出るまで二人で待ちます。


思えば3年前の弟氏は発語はほぼなし…

ひっくり返って履いている靴を投げる…

食べられるものの方が少ない偏食具合…

公共の乗り物で向けられる冷たい目…

3歳児検診の時、小児科の先生に一言二言話しかけられて、それに対する弟氏の反応を見ただけで「この子、どこか(療育)通ってる?」って聞かれたことを思い出します…ショボーン

「あぁ…この子はやっぱり『普通』じゃないんだな…もうすぐに分かるレベルなんだな…」って私の中でめちゃくちゃ落ち込んだ一件だったの…。

『普通』ってなんやねん!!むかつきってなるかもだけど、やっぱり子どもの「しょうがい」ってそんなにスッと受け止められるものではないから…泣



それが3年の間に療育園に通い、加配付きで公立の幼稚園に通い…言葉が話せるようになってから目に見えてぐんぐん成長した弟氏。(滑舌はまだ難ありだけど…)

就学前検診の前に受けたウィスクでも凹凸はあるものの比較的高い数字が出たので、成長だなぁ…と嬉しく思う反面、「これ、療育手帳の更新は難しいんじゃないの…?」とも…あせる

言葉で大体のコミュニケーションは取れるし、比較的運動も得意なので、深く関わらないとほぼ自閉症スペクトラムだとは気づかれない今の弟氏。



そして検査結果は…全領域で「95」!!ポーン

前回初めて療育手帳を取得しにきた3年前は全領域で「61」で、ハッキリと「軽度知的障害」と書かれていたのに…。

ここ3年でのあまりの成長ぶりに数値を聞いてびっくりしました驚き(新K式は高い数値が出やすい?というのもあるけど…)



しかしながら検査項目ごとでの凹凸はやはりあるみたいで、得意不得意が顕著。

ウィスクでも評価の低かった「ショートメモリー」はやはり今回も低く出たようであせる

また話が途中で飛んだり、質問して意図した答えじゃないものが返ってきたり、語彙力が低かったり、集中力がなかったり…しっかりと「自閉症スペクトラム」の特性は出てきた様子…昇天

そして結果的に私の住んでいる県では「知的障害」がなくても「発達障害」と認められると療育手帳が出るらしく、更新できることになりました!

「この数値だと他の県ではまず(療育手帳は)出ません!」とハッキリ言われたので、全国でも珍しいのかな…?


今回の更新にあたっては、数ヶ月前に手帳更新のお知らせの書類が送られてきて、「申請書と証明写真」を撮って送るように書かれていて…。

これ、証明写真をわざわざ撮って送っても、判定によって手帳の更新が出来なかったら無意味なんじゃない…??と思っていたのですが…結果的に杞憂でしたあせる

「自閉症スペクトラム」と認められたら、ほぼほぼ更新できる感じなのかな…?


でも持っていて損があるものではないし、それも弟氏のアイデンティティのひとつなので大切に使わせてもらう予定です。

ただ我が家は転勤族なので、4月1日付けの転勤があれば最短で1ヶ月ちょっとだけの付き合いになる可能性もあるけど…真顔