かんち

✳︎東京ラブストーリーとは

関係ありません


季節はずれの転校生は

学校近くのアパートで

お母さんと二人暮らし

おばあちゃんちが近くにある

という情報が

転校初日に伝わってきて

田舎怖っ

なんか訳ありらしいと

田舎の小学生は

噂したが


自己紹介で涙目になり

大きなお目々に涙を浮かべることが多かった

泣き虫カンチを困らせるような

質問をする子はいなかった。


ちょっとぽっちゃりした色白のカンチは

可愛らしい顔をしていて

仲良くなりたかったけど

田舎の小学校で

しっかりしたリーダー女子

を目指して頑張っているところだったので

友達になろうなんて

男子には言えなかった。

しっかりした女子は

お子ちゃま男子より格上という

掟がありましたが

ローカルルールでしょうか?



カンチのお家


実家近くを車で通ったとき

カンチの住んでたアパートがあった辺りは

ショッピングモールになっていた。


仲良くなれなかった

隣の席のカンチ

どうしてるかなぁ



テキトーな記憶


書いているうちに思い出したのだけれど

カンチが転校してきた半年後に

一休さんっていう

男の子が転校してきた


自分でもびっくりしたのが


一休さんについての

思い出の中身が

カンチとほぼ同じだった。


私 年取ったから

昔の記憶が

テキトーになっているのかしら?




隣の席のクラスメイト

 

 

 

 

 

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